2023年上半期の運気
西洋占星術におけるシーズンは「春分」「夏至」「秋分」「冬至」の4つです。2023年上半期は、このうち「冬至(12月22日〜3月20日)」と「春分(3月21日〜6月20日)」の運気を軸にし、2022年12月22日冬至から2023年6月20日までの運気を読んでいきます。
冬至は一番日が短く、ここから一陽来復となり、光の時間が増えていきます。太陽は東の地平線から顔を出し、木星(成長・拡大)に強く刺激されています。
この冬至のチャート(天球図)のイメージは、「新しい体制で切り開く」「自由を勝ち取るための闘い」「革命前夜」「生まれたての情熱」など。新政府がどこかで発足するような雰囲気があります。変化を求めるための、最初の変化、のようなイメージです。論理や実利を大切にした、リアリスティックな姿勢が世の中に打ち出されます。しかし、多くの人はその方針や展開に対し、ストレスや戸惑いを感じるかもしれません。12月29日から年明け1月18日まで水星が逆行している影響で「長考する」だったり、「熟慮断行」といったムードが生まれます。逆行明けの1月18日から、2022年に問題になっていたことについて、議論の進展がみられそうです。
1月は山羊座エリアに天体が多く、公的なニュース(政府発表)が多くなりそう。それによって世の中がざわつく予感。その一方で、逆行していた火星や天王星が順行に戻り、コミュニケーションがスムーズにできるようになっていきます。ファクトチェックが行われ、嘘が暴かれたり、無理を強いるような政策に対する鋭い批評なども湧き上がってきます。
2月は水瓶座エリアに太陽と水星があり、それらが双子座エリアの火星と調和的につながります。素晴らしい才能(コンテンツクリエイターやアーティスト)が出現し、話題になるかもしれません。
3月は土星が魚座エリアを運行し始め、論理や合理的なことに反発し、共感や情け深さに正しさを感じる空気が発生するでしょう。春分を3月21日に迎え、そこから占星術的には新しい一年が始まります。各人で、自分自身と向き合い、何を「自分」であるのかを覚悟していくような出来事があるかもしれません。この春のタイミングで大きな方向転換(リセット&再チャレンジ)を求められることもありそうです。また、3月24日に冥王星は水瓶座エリアに移動し、2024年までの2年間山羊座エリアと行ったり来たりを繰り返しながら、世界全体を変革させていきます。
2020年に始まったグレートミューテーション(200年ごとに現れる配置。「地の時代」から「風の時代」への移行)に、2023年はこの冥王星の移動が合わさり、ここから2年間は価値観が変容するトンネルのような時期となります。これを潜り抜けると、世界は旧来のものとは全く違ったルールを持つようになります。
今、ニューノーマルと呼ばれているものが、ノーマルと呼ばれるようになるでしょう。冥王星には「破壊と再生」「人知を超えたもの」、水瓶座には「最先端技術」や「治水工事(インフラ整備)」「グローバリゼーション」という意味があります。近い未来には、 縦方向のヒエラルキーは壊され、横方向にベクトルが延びていくイメージです。トンネルの先には、多様性が尊重される社会をつくるルートもあり、一方では、枠組みを取り去りすぎて、個性がなくなり人々が一様化するルートも見えてきます。
それは、ナショナリズムの崩壊でもあり、多国籍や、無国籍的な世界。国ごとのパスポートではなく、大きな枠組み(地球規模)の身分証明書が発行されるかもしれません。2023年の上半期は、そんな未来への予感を孕んだ半年間になります。
牡羊座(3月21日~4月19日生まれ)
オンリーワンを活かすこと
「なりたい自分」を育む追い風として利用していくことを意識しましょう。自分のできることを積極的にアピールするにもいい時期です。
牡牛座(4月20日~5月20日生まれ)
自分を育むことを
「もう一人の自分」を知ることがテーマ。隠されている自分の本音やコンプレックスと向き合うこと。静かに瞑想して穏やかな気持ちになること。
双子座(5月21日~6月21日生まれ)
重い荷物を軽く持つ
「会いたい人に会える」運気を育ててくれます。積極的に自分から顔を売っていきましょう。
テーラーと英国王室の関係から始まる意外な歴史。世界が熱狂する〈クリード〉の香水「アバントゥス」
蟹座(6月22日~7月22日生まれ)
自分に期待する
「やりたい仕事」を育む追い風として利用することを意識していきましょう。自分の仕事を広く知ってもらうのにも良い時期です。
獅子座(7月23日~8月22日生まれ)
ピンチはチャンス
高みを目指した自己研鑽を応援してくれます。積極的に自分の専門性を高めていきましょう。
乙女座(8月23日~9月22日生まれ)
ときには運に任せて
自分一人で物事に立ち向かうよりも、大きな流れに身を任せたり、仲間と力を合わせたりして進む方が大きな成果を得られるでしょう。
ジャパンカップ2024を目撃せよ。ルメール騎手と中村蒼に聞く、競馬場の楽しみ方
天秤座(9月23日~10月23日生まれ)
何度も脱皮する
相手をよく知ることで、自分自身を学ぶ時期になります。たくさんの人とお見合いをするようなイメージ。出会い運が大きく広がるチャンスもあります。
蠍座(10月24日~11月22日生まれ)
ここではないどこかへ
他者に対しても自分に対してもケアをすると良いタイミングになります。「適応力」がUPするときです。受け身でいるよりも、積極的に関与する方が良いでしょう。
射手座(11月23日~12月21日生まれ)
楽しい気持ちで進め
クリエイティブなことをしている人であれば、このチャンスを逃さずに、しっかりと目立つようなアクションをすること。「楽しい」という気持ちを大切にすることが吉です。
“身体性”を題材に多彩な表現へ挑むninaが着る〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉
山羊座(12月22日~1月19日生まれ)
やさしさに包まれたなら
地域活性化などの活動などに向いている時期になります。たとえば、地域の子供を対象とした無料塾を開催してみたり、道路沿いの花壇を植え替えするボランティアをしたり。
水瓶座(1月20日~2月18日生まれ)
壊して、繋げる
この期間は気軽に遊べる友達を増やすのに適しています。近所の寄り合いに顔を出して、広く浅く知り合いと交流することも幸運を運んで来てくれそうです。
魚座(2月19日~3月20日生まれ)
ピクニックでランチを
この期間は「財産」を増やすことに運があります。この「財産」とはお金のことでもあり、自分の内側にある才能のことでもあります。
2024年“バーテンダー世界一”は誰だ?「WORLD CLASS」上海大会をスペシャルレポート!