2022年の下半期は、公転周期12年の木星が牡羊座エリアを運行しています。牡羊座は12星座のトップバッターであり、この時期は新しい12年の門出でもあります。“今までこうだった”という社会通念や一般常識が通じなくなる場面が増えていきますが、言い換えれば、まったく新しい時代をつくっていくことができるスタート地点に我々がいるということです。
占星術は、基本的に10天体の巡り(公転周期)と配置から物語を抽出する占術です。公転周期の長い天体ほど、「大きな事象」に関連するといわれています。10天体のうちで一番公転周期の長い冥王星は「破壊と再生」を司り、小さな人間の力では太刀打ちできないような運命や、「世代的な事象」「社会全体を揺るがすもの」という意味があります。冥王星は山羊座エリアを2008年から2024年まで、逆行を含みつつ、約16年間運行しています。
山羊座は地のエレメントで、「堅実さ」「現実主義」「積み重ねられたもの」「支配的権力」「縦方向のヒエラルキー」「父権社会」の象意を持っています。これが冥王星と組み合わさることにより、今まで基盤にしてきた社会構造や権力者に都合のいいルールが破綻し、それら旧体制を葬ったあとで新しく社会を再生していこうというベクトルが生まれます。
冥王星は2023年の3月に、となりのサインである水瓶座に移ります。2023年から逆行を含め、2044年までの21年間の運行です(2024年は山羊座と水瓶座を行ったり来たりします)。水瓶座は風のエレメントで「刷新」「改革」「独自性」「理想主義」「グリッド的な繋がり」「多様性」などです。そこに冥王星のパワーが訪れると、「改革のための改革」「インフラ整備」「多様性のための刷新」「旧体制の駆逐」「未来志向で突き進む」「横繋がりの社会の広がり」など、急進的に、今よりもさらに激しく時代が変化するでしょう。
さらに、およそ200年ほどの周期で巡るグレートミューテーションという天体配置(運行)によって2020年に「地の時代」から「風の時代」に切り替わったこともトリガーとなり、時代の変革の嵐が吹き、人間社会の構造が大きく変化する節目の中にいるようなイメージです。
2022年下半期は、激動の真っ只中で新しい感覚が生まれてくる時期になりそうです。身近な範囲だけでなく、世の中全体がどう変わっていくかを見つめながら、自分自身の指針を改めて見出すときです。
牡羊座
3月21日~4月19日生まれ
牡牛座
4月20日~5月20日生まれ
双子座
5月21日~6月21日生まれ
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蟹座
6月22日~7月22日生まれ
獅子座
7月23日~8月22日生まれ
乙女座
8月23日~9月22日生まれ
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天秤座
9月23日~10月23日生まれ
蠍座
10月24日~11月22日生まれ
射手座
11月23日~12月21日生まれ
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山羊座
12月22日~1月19日生まれ
水瓶座
1月20日~2月18日生まれ
魚座
2月19日~3月20日生まれ
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