羽二重団子(日暮里)
あん団子のエッセンスを受け継ぐ新星
200年以上前に開業した茶屋にルーツを持つ和菓子店。名物は創業時から提供を続ける串団子。平たく形を整えた団子の一つずつに、こしあんを丁寧にくるんでいるのが特徴だ。「団子を重ねる際に餡同士がくっつかないよう、軟らかすぎない硬さに仕上げています」と7代目の澤野修一さん。
この羽二重団子のこしあんと団子の生地を使い、一滴の雫に見立てて作られたのがしづくあん。串のない団子として10年以上前に開発された。餡は丁寧に渋切りを行い、砂糖は控えめ。小豆の風味を感じられる味わいに仕上がっている。
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