ナカヤ(南砂町)
1933年創業の下町の老舗の看板商品で、1日800個を売ることも。北海道十勝産小豆を銅鍋で4時間、まめにかき混ぜて煮込み、まろやかな食感のこしあんに。また沖縄産の塩を効かせ、さっぱりとした後味の餡に仕上げている。
![砂町〈ナカヤ〉のあんぱん](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2021/12/b6de86a24d2fd8634c641a4a1713fa30.jpg)
ジュウニブン ベーカリー(三軒茶屋)
「日本のパンの再発見」をテーマに、〈365日〉の杉窪章匡シェフが展開するこの店では、煮てもアクが少なく旨味が逃げない、北海道十勝本別産の特別栽培小豆を使用。グレープシードオイルを加え、小豆の香りを引き出す。
![三軒茶屋〈ジュウニブン ベーカリー〉のジュウニブンあんぱん](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2021/12/a7daea4d5bf837abe93115535c8ba4cd.jpg)
AMAM DACOTAN 表参道店(表参道)
マリトッツォブームを仕掛けた福岡の人気店が、2021年、東京進出。リュスティックに挟むつぶあんは、パン生地の弾力に負けないよう、硬めの食感に炊き上げる。宮崎の高千穂バターを使用した濃厚な練乳バターとの相性がいい。
![表参道〈AMAM DACOTAN〉のあんこ練乳バター](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2021/12/6be0ad48219dfb13624e3e69744b98fc.jpg)
O to U(横浜市/神奈川県)
意外な素材を組み合わせたパン作りが得意な薄井雅治シェフ。浸水の工程を省き、小豆本来の甘味を引き出した餡には、キイチゴの酸味を加える。カスタードとナッツのクリームも忍ばせ、あんこの味わいにコクもプラス。
![横浜市〈O to U〉のあんこフランボワーズ](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2021/12/486a5f4842b661ed95e0f7bb8d677a53.jpg)