鎮海楼(目黒)
カリッと衣とプリプリエビの
食感のギャップ。
香港出身の父と台湾出身の母を持つ藤井国栄さんが切り盛り。すべての餃子メニューにエビが入るのは、創業者のお父様が慣れ親しんだ香港の点心にエビを使うものが多いから。
「海老入り揚げ餃子」は、キャベツベースで、豚挽き肉やゴマ油を入れることでジューシーに仕上げる。皮が餡の水分を吸収しないよう、できるだけ包んでからすぐに揚げる。しっかりと嚙み応えがありながらも、エビの食感が際立つ!
1人前4個 680円。(寸)9cm、(皮)普、(ヒダ)9、(具)多。
歓迎本店(蒲田)
均等な食感を出すため、
あえてヒダなし。
「元祖羽根つき餃子」で知られる有名な店だが、もっちりしながらも歯切れの良い皮の食感がダイレクトに感じられる「エビ入り揚げ餃子」も隠れた人気メニュー。3等分にカットしたエビのほか、豚挽き肉、卵、ニラを混ぜて、ショウガ、塩コショウなどでしっかりと味つけした餡を厚めの皮で包む。ヒダを作らずに包み、ゆでてから、低温で揚げることで独特な食感に。嚙むごとに、エビ入り餡の旨さがほとばしる。
1人前6個 700円。(寸)7.5cm、(皮)厚、(ヒダ)無、(具)普。
ひさご亭(市川大野)
こぶし大の大きさ、
衝撃のガリッと感。
1個約100g。テーブルに運ばれてきた瞬間、超ビッグな餃子に誰もが驚愕する。「初代店主が釣り好きで、早く餃子を売り切って釣りに行きたいからと、皮をよくのばして、餡を一個にギュウギュウに詰めるようになって、どんどん大きくなっていった」と、2代目店主の坂本正実さん。餃子は、たっぷりのラードで10分以上揚げ焼きでガリッと。餡の内容は企業秘密だが、独特の甘味と粘り気が、クセになる。
1人前6個 900円。(寸)9.5cm、(皮)厚、(ヒダ)3、(具)多。
太陽(浅草)
皮がとろける、
しっとり揚げ焼き餃子。
ぽてっと丸いフォルムの「特製餃子」は、粗めの豚ミンチと細かく刻んだ野菜をよく練ったなめらかな餡を、卵入りの皮で包んでから1晩寝かせている。翌日、ゆでてから鉄鍋に移し揚げ焼きに。餃子が油に半分くらい浸かった状態で、裏返さずに冷たい状態から火を入れていくので、上半分の焼き色がしっかりついているのが特徴。ザクッと感の後に、餡の肉汁で皮が軟らかくなり、口の中でしっとり溶けていく。
1人前5個 550円。(寸)5.5cm、(皮)厚、(ヒダ)8、(具)多。