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錦糸町〈スカズカ〉で味わうロシア料理。WORLD GOURMET GUIDE Vol.21

世界中の料理店がギュッと集まる町、東京。1ヵ国1店舗、計30ヵ国を巡る食の旅へとご案内。その国のことをより深く知るための音楽・映画・本も、各分野のプロがセレクトしました。次の週末は、思い立ったらすぐ行ける外国へ。

photo: Kenya Abe / text (restaurant): Kahoko Nishimura / text (culture ): Ryota Mukai

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ロシアについて

東西に広大な約1,710万km2の国土を誇り、首都はモスクワ。約1億4,680万人が暮らす。16世紀から18世紀にかけて調理法が洗練されていき、ビーフストロガノフなどのフランス系料理も多い。料理が冷めないうちに少しずつ提供するコース式は、寒冷地であるロシアから生まれた。

スカズカ(錦糸町)

店主のユリアさんをはじめロシア人女性が切り盛りする店は、家に招かれたような温かい雰囲気。多国籍な町、錦糸町で働くロシア出身者が頼りにしているという。「例えば日本のロシア料理店で定番の壺焼きにはパイがのっているけど、現地では違う。壺で焼けば“壺焼き”だから日本で言う鍋のような感じね」と教えてもらいながら、本場の家庭の味を体験できる。

錦糸町〈スカズカ〉店内
錦糸町〈スカズカ〉店内

ロシアを楽しむ音楽

セレクター:吉本秀純(音楽ライター)
よしもと・ひですみ/音楽誌を中心に寄稿。『GLOCAL BEATS』を監修。

ロシア語で言ってみよう

現地の言葉で「ありがとう」:スパシーバ

現地の言葉で「おいしい」:フクースナ

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