カンボジアについて
首都はプノンペン。インドシナ半島の南部、タイ、ベトナム、ラオスと国境を接し、面積は日本の半分弱。人口は約1,530万人。カンボジア料理は通称クメール料理と呼ばれ、米が主食で魚料理をおかずにすることが多い。魚醤や発酵した魚のペーストなどを調理に使うのが特徴的。
アンコールワット(代々木)
オーナーの呉修司さん一家7人は、母国の内戦から逃れて1981年に難民として来日。日本に恩返しをしたいという気持ちで、翌年、両親がオープンした店だ。母から受け継いだ家庭的な炒め物から、伝統的な宮廷料理まで幅広く揃える。「辛味や塩味が突出せず穏やかな味わいなのが、私の店の味であり今のカンボジア料理です」と呉さん。
カンボジアを楽しむ本
セレクター:幅允孝(選書家)
はば・よしたか/今年出版レーベル〈すなば〉をスタート。写真集を発売。
カンボジア語で言ってみよう
現地の言葉で「ありがとう」:オークン
現地の言葉で「おいしい」:チュガンニュ