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週末の酒がうまい、BRUTUSの聞くレシピ Vol.12「白ワインに合わせて、ワンハンドで食べたい ホタテのレモンクリームパスタコロッケ」

最近、周りに料理上手な友達が増えてきた。どこの料理人から教わったのか、ちょっとしたひと手間で、ゲストを喜ばせたりして、なんだか羨ましい。自慢の一品をサラッと作れるスキルがあれば、週末の酒はもっとおいしくなるはずだ。気負わず簡単に作れる、とっておきのレシピを教えてくれるのは、料理家で〈and recipe〉主宰の山田英季さん。さて、今回のメニューは……。前回の「ジンリッキーと『羊飼いのパイ』(シェパーズパイ)」も読む。

photo: Shinichi Yokoyama / text&recipe: Hidesue Yamada

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突然ですが、旅先で屋台に並ぶ色とりどりな、しょっぱいものから甘いものたち。
そのストリートフードたちをポケットに入っている少額のお金を取り出し、買い食いするときほど、心躍ることはないと思っています。

普段、ワンハンドでは食べられず、ストリートフードの醍醐味である買い食いとは程遠い存在のパスタをコロッケにしてみようと思います。

ポッドキャストで作り方を聞く

まずは、パスタを1%の塩分のお湯で茹で始めます。
パスタの種類はなんでもいいのですが、今回はまとまりやすいように平麺のフィットチーネを使います。

茹でている間に、ソースを作ります。
フライパンにオリーブオイルを引き、ボイルホタテを手でほぐしながら加えて炒めます。

そこへ生クリームと塩を加えて、1分ほど煮詰めます。
このとき、クリームが焦げないように、ゴムベラでフライパンの縁をなぞってあげると風味の良いソースになります。

パスタが茹で上がったら、フライパンに加えて、パルミジャーノチーズとレモンの皮のすりおろしを加えて混ぜ、火を止めてレモン汁を加えてさらに混ぜます。

出来上がったら、8等分にしてバットに並べ、粗熱を取ります。

このままレモンクリームパスタで食べても美味しいのでぜひ、つまみ食いしてください。

さて、粗熱の取れたパスタを手に取り、小麦粉、卵、ドライパン粉の順につけ、170℃〜180℃の油で2~3分揚げます。

揚がったら、分量外の塩を振り、レモンとイタリアンパセリを振ります。

ワンハンドでかぶりつけば、サクッとした衣の中から、チーズとクリームの濃厚なソースとレモンのすっきりとした香りが味わえます。

ぜひ、新しい体験をしてみてください。

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白ワインに合わせて、ワンハンドで食べたい
ホタテのレモンクリームパスタコロッケ

ホタテのレモンクリームパスタコロッケ

山田英季がPinterestを駆使してメニュー開発に挑戦。どこにもないオリジナル料理が誕生

材料 2人分
・ボイルホタテ………4個
・レモン汁……………1個分
・レモンの皮…………1個分
・生クリーム…………200㎖(45%以上)
・塩……………………少々
・フィットチーネ…… 140g
・パルミジャーノ……40g
・オリーブオイル……小さじ1
・小麦粉………………適量
・卵……………………1個
・ドライパン粉………適量
・揚げ油………………適量
(付け合わせ、クレソン、レモン)



作り方
1.パスタを1%の塩分のお湯で茹でる。
2.フライパンでオリーブオイルを温め、ボイルホタテを手でほぐしながら加えて炒め、生クリームと塩を加えて、ゴムベラで混ぜながら、中火で1分ほど煮詰める。
3.茹で上がったパスタとパルミジャーノを入れて混ぜ、仕上げに、削ったレモンの皮とレモン汁を加えて混ぜる。
4.3.をバットに移して、粗熱を取り、ひとまとめにして、小麦粉、卵、パン粉の順につけ、170℃〜180℃の油で、表面がカリッとするまで揚げる。

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「salis terrae」Pinot Grigio
「salis terrae」Pinot Grigio
今回の白ワインはイタリアの「サリステッラ」という新しいワイナリーから。ピノ・グリージョ100%の葡萄を使い、熟した果実味と適度な酸味を感じるバランスの良いワイン。オレンジともピンクともつかない美しい色が特徴。

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