Eat

Eat

食べる

台北最新グルメニュースVol.2「漢方がおしゃれスイーツになったってよ」

台湾のグルメシーンをリードする台北では日々、美食も進化中だ。伝統的な台湾の料理や食文化を再解釈する動きもあれば、一流ホテルの味が体験できる観光バスが出現したり。見て楽しい、食べておいしいニュートピックをご紹介!

photo: MEGUMI, Yeh, Lingchiao (EDD's sweets) / text: Ai Sakamoto / coordination: Kuo, Taiyen

漢方がおしゃれスイーツになったってよ

医食同源の考えが浸透している台湾では、漢方を使ったメニューがごくフツウ、例えば家庭や屋台などでも日常的に味わえる。中でも最近注目なのがスイーツ。「苦い」「まずい」というイメージを覆す、美味&映える一品を召し上がれ。

〈仙島 SENTO〉

漢方と羅漢果糖で罪悪感のないスイーツを

黒とベージュを基調にしたシックなインテリアのこちらは、2022年にオープンした漢方カフェ。ドリンクやスイーツの甘味にはすべてカロリーゼロの羅漢果糖を使っているのがうれしい。漢方医が監修するメニューは、味はもちろん見映えもバッチリとあって、目と舌で楽しめる。

台湾〈仙島 SENTO〉店内

〈一滴滴 EDD〉

漢方薬局の2代目が手がける本格スイーツ

1986年創業の漢方薬局〈信源參藥行〉に併設。薬剤師である父の背中を見て育った娘の王心盈さんが「若い人にも漢方に興味を持ってほしい」と始めた。漢方を使ったお茶やコーヒー、ジュースに加えて、甘さ控えめでしみじみおいしいスイーツがオンメニュー。イートインは店内外に10席ほど。お茶やコーヒーはティーバッグでも販売している。

台湾〈一滴滴 EDD〉店内