Eat

Eat

食べる

根本宗子のあまい東京記:〈ウェスティン デリ〉の「クラシカルショートケーキ」。特別なケーキとレンタルビデオで、至福の恵比寿

根本宗子が思い出のスイーツを綴る連載。前回の「根本宗子のあまい東京記:〈銀座アスター〉の“マンゴープリン”」を読む。

illustration: Michiko Furutani / edit: Emi Fukushima

連載一覧へ

第8回〈ウェスティン デリ〉の「クラシカルショートケーキ」

ウェスティンホテル東京の1階にあるペストリーブティックの看板ショートケーキ。使われるフルーツは時季によって変更。イチゴは11月中旬〜販売。850円(ウェスティン デリTEL:03-5423-7778)。

特別なケーキとレンタルビデオで、至福の恵比寿

10月は誕生月。誕生日となるとやはりケーキのことを考えてしまう。私は一人暮らしなのでホールケーキを買っても食べきれない。でも誕生日くらい、いつもと違う特別なケーキが食べたい。そんな気持ちを満たしてくれるのがホテルのショートケーキだ。

中でも私が好きなのが恵比寿の〈ウェスティンホテル東京〉のクラシカルショートケーキ。ホテルのケーキってすんごく特別な日のご褒美って感じが小さい頃からあって、誕生日ってなると買いに行ってしまいます。

昔ウェスティンの横にはTSUTAYAがあって、家から車でホテルにケーキを買いに連れていってもらい、帰りに好きなビデオを借りてもらえるという特別な日が年に数回だけありました。ウェスティンのショートケーキはボリュームもスポンジのしっとり加減も、生クリームの甘さもすべて素晴らしくてずっと愛しています。イチゴもいつも美しい。

大人になって自分であの値段のケーキをご褒美に買えるようになった時、「くー!至福!」となったのを覚えています。何歳になってもホテルのケーキは特別。特別を大切にしたいので年に何回か、自分へのご褒美にしか食べないようにしています。

連載一覧へ