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麺をツマミに、乾杯。“麺飲み”という新しい提案。首都圏の11軒〜後編〜

酒場の麺というと〆のイメージが強いが、この11軒はいずれも麺が主役!素材や製法にこだわった自家製麺や調理に工夫をこらした麺をツマミに。「麺をツマミに、乾杯。“麺飲み”という新しい提案。首都圏の11軒〜前編〜」も読む

Photo: Yoichiro Kikuchi / Text: Kahoko Nishimura / Edit: Haruka Koishihara, Mimi Odahara

高丸電氣

経験豊富な大人も刺激される遊び場。

・厨房で飲み食いしているような臨場感と、雑多で賑やかな雰囲気をおしゃれに演出。
・名物の焼麺、焼玉子には牡蠣や花ニラ、ホーリーバジルなどのトッピングを追加できる。
・ランチ営業時も夜メニューをオーダーでき、大きな窓から日を浴びながらの昼飲みも!

高丸電氣の汁餃子
汁餃子¥858は野菜多め。瓶ビールは冷蔵庫から自分で運べば¥550、運んでもらえば¥715。

蕎麦バル1351

豊富な蕎麦前と変わり蕎麦を堪能。

・15種揃う蕎麦メニューの半分は変わり蕎麦。
・冬はからすみを贅沢に使った蕎麦も登場予定。
・料理も蕎麦も無添加の食材のみを使用。
・蕎麦前はかんずり明太子など20種前後用意。
・同じ三軒茶屋に〈スパイスバル317〉〈香港バル213〉など、個性派酒場の系列店が。

蕎麦バル1351のラムパクそば
スパイシーなつけだれのラムパクそば¥935は、山椒漬けこみ焼酎ソーダ割り¥605が好相性。

高井戸 麻婆TABLE

普段のご褒美メシに通いたい街の食堂。

・オーナーシェフの根岸正泰さんが〈桃の木〉〈cinnabar〉を経て開いたネオ町中華。
・麻婆豆腐、麻婆麺など6種の食事は奇を衒わない“直球”を意識し、それぞれにファンが。
・小皿料理は仕込み次第で作るおまかせが主。
・ソムリエによるグラスワインおまかせ3杯も。

高井戸 麻婆TABLEの麻婆麺
おまかせ2皿と麻婆麺のセット¥2,150、98ワイン ロゼはグラス¥850。

広島お好み焼 ひじり

名店のDNAを継ぐ本場仕込みの味。

・店主は広島お好み焼きの名店として知られる経堂〈八昌〉で10年修業した後に独立。
・広島お好み焼きは肉玉、そば入り、うどん入り、ねぎ焼きの4種。
・イカ天などトッピングは7種(¥110~)。
・鉄板で焼くホルモンや旬の魚介なども人気。

広島お好み焼 ひじりの〈磯野製麺〉
広島〈磯野製麺〉の焼きそば専用麺使用の焼きそば¥880は仕上げにケチャップで甘味を。酎ハイ¥418が進む。

Pastificio Sugino

手打ちパスタとワインをゆるりと。

・パスタの“製麺所”として手打ちに注力。
・定番はタリアテッレ・ボロネーゼとラザーニャで季節によって4種前後のパスタが登場。
・ワインは鎌倉で100年以上続く〈鈴木屋酒店〉からナチュラルワインを仕入れている。
・前菜盛り合わせやフリットなどのおつまみも。

Pastificio Suginoのボロネーゼ
タリアテッレ・ボロネーゼ¥1,760、ネッビオーロ100%のカシーナ・ロッカリーニ¥1,067(グラス)。

チョップスティックス吉祥寺店

生麺を使ったブンやフォーが充実。

・日本のベトナム料理店として初めて、国産米製生麺のフォーやブンを提供して話題に。
・コシが強い太ブンとやわゴシの細ブンを用意。
・高円寺の1号店をはじめ、中野〈ビアホイチョップ〉も系列店。
・ベトナムの屋台で飲んでいるような雰囲気。

チョップスティックス吉祥寺店のブン ボーフエ
ベトナムのラー油、サテで辛味を出したブン ボーフエ¥979。定番ビールのバーバーバー¥550。