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京都〈ラム&ウイスキー〉西麻布〈フェリーズ〉ハードリカーを教えてくれるバー Vol.3

「ハードリカーは飲んでみたいけど、何を飲んだらいいのかわからない」。そんな人にピッタリの、ハードリカーのことを教えてくれるバー。

Photo: Kenta Abe, Shin-ichi Yokoyama, Syungo Takeda / Text: Chisa Nishinoiri, Akio Mitomi / Edit: Kaz Yuzawa

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ラム&ウイスキー(京都/木屋町)

京都の街にラムを浸透させた伝道師。

「2009年の開店当時ラム専門のバーがなくて、京都の人に魅力を知ってもらいたくて。でも私がウイスキーも好きだったのでRum and Whiskyに」。ところがと言うかやはりと言うか、開店当初はオーダーのほとんどがウイスキー、「かなり助けられました」と定元学さんは苦笑する。

京都〈Rum and Whisky〉店内
カウンターに押し寄せるボトル群はラム愛の証し。鴨川を望む窓からの眺めはいつまでも見飽きない。

現在もラムとウイスキーそれぞれ200種ほどをラインナップし、ラムにはイギリス系、フランス系、スペイン系の3種を味わえるセットなどユーザーフレンドリーなメニューも。

フェリーズ(東京/西麻布)

日本とメキシコを結び、メスカルシーンを牽引。

2014年からメキシコ9州のメスカル蒸留所をたびたび巡っている、オーナーの通称“フェリー”さんが、16年10月21日・メスカルの日にオープン。
17年には日本メスカル協会を設立したように、東京のみならず日本でのメスカル普及をリードする店だ。

西麻布〈FERRI'S〉店内
アガベの緑と炎の赤が印象的なインテリア。壁のソンブレロがメキシコ情緒を盛り上げる。

メキシコからハンドキャリーで仕入れたボトルを含め、現在約300ブランドを揃える。各ブランドが数種類のアガベを使ったボトルを造り分けており、飲み比べも楽しく「メスカルは自然の材料でできているので奥が深い」。

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