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神楽坂〈梅花亭〉"じゃない方"のあんこ菓子。かき餅を最中で表現したロングセラー

年中手に入る、有名店の“じゃない方”と看板メニュー。

Photo: Wataru Kitao / Food: Mika Ninomiya / Text: Mae Kakizaki

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梅花亭(神楽坂)

かき餅を最中で表現したロングセラー

昭和10(1935)年の創業以来、国産素材を使用した無添加の和菓子作りにこだわる。豆から炊いている餡は、和菓子の皮に合わせて30種類以上も炊き分け。その理由について「味や香り、食感など、外と中のバランスを図っています」と店主の井上豪さんは話す。

看板商品の豆大福には北海道十勝産の小豆を使った低糖度のさっぱりとした餡を。隠し味となる伊豆大島産の塩がコクをプラスする。

対して、70年以上の歴史を持つ鮎の天ぷら最中には、コクがあり香ばしい最中の皮に負けないよう小豆の風味豊かなこしあんを採用している。

じゃない方

東京〈梅花亭〉鮎の天ぷら最中
鮎の天ぷら最中

新潟県に生まれた初代が、好物のかき餅から着想を得て誕生。故郷に縁のあるアユを象った最中の皮は、国産の菜種油と米油でさっと揚げ、香ばしさを出している。1本324円。

看板菓子

東京〈梅花亭〉豆大福
豆大福

もち米を炊いた後、一度冷凍して繊維を破壊することで、軟らかな食感が生まれるという。北海道富良野(ふらの)産赤エンドウ豆との食感の対比も絶妙だ。粒とこしの2種。1個270円。

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