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霧島をはじめとする恵みを、パティシエの手でジェラートに。鹿児島〈GELATERIA CUORE〉

日本各地で、個人で営む専門店が活気づいている。地産の食材がそのままアイスの個性になる。作り手の背景も、アイスの数ほど多様。なぜ、どんなアイスを作るのか、それぞれのアイスと人の物語。

初出:BRUTUS No.1009「本当においしいアイスクリーム」(2024年6月3日発売)

photo: Hiroki Isohata / text: Yoshimi Yamashita / edit: Mutsumi Hidaka

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GELATERIA CUORE

霧島をはじめ鹿児島の恵みをパティシエの手で

パティシエの山内久照さんによる、霧島を中心に鹿児島の素材を使ったジェラートが人気。自慢の《エスプレッソ》は〈ヴォアラ珈琲霧島国分本店〉が特別に抽出したものを採用、香り高くコクや苦味がしっかりと感じられる。

霧島〈西製茶〉の一番抹茶とミル挽きの甜茶(てんちゃ)を独自にブレンドした《霧島茶》は濃厚ながら上品な甘味とすっきりとした後味。《錦江湾にしきの塩》を使った《塩ミルク》はまろやかな中に塩味が際立つ。フルーツやナッツ使いの巧みさ、キャラメルペーストなどのクオリティはさすがパティシエ。

鹿児島〈GELATERIA CUORE〉ジェラート
ダブル464円〜。《エスプレッソ》と《霧島茶》。いちごソルベと《錦江湾にしきの塩》の《塩ミルク》。
鹿児島〈GELATERIA CUORE〉外観

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