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東京のスペシャルティコーヒー新店ガイド:両国〈シングル・オー リョウゴク ローストワークス・カフェ〉

2021年以降にオープンしたスペシャルティに注力するコーヒーショップ。 いいバリスタやロースターがいるお店を、都内とその近郊から紹介します。

photo: Aya Kawachi / text: Koji Okano

Single O Ryogoku Roastworks/Café(両国)

移転を経て楽しみが広がった、豪州発の人気ロースタリー

2003年にオーストラリア・シドニーのロースターとして誕生すると同時に、シングルオリジンにも力を入れてきた〈シングル・オー〉。14年には世界初のロースタリーの支店を両国に開業、週末のみテイスティングバーを営業。

そして10周年の24年5月、200mだけ場所をずらして移転、営業時間とカフェスペースが拡大した。「浜町店で人気のタップで提供するスタイルを導入したので、以前より手頃な価格で気軽にシングルオリジンが楽しめます。フードの種類も多く、両国店限定のメニューもありますよ」。

店舗を仕切るのは、ゴールドコーストとメルボルンでバリスタの経験を積んだ内田光歩さん。そのラテアートも必見だ。豆100g 1,250円〜。

東京〈シングル・オー〉外観
1962年築の倉庫を改装。週末は焙煎室の一部が開放され、焙煎機を眺めつつ飲める。