Drink

閑静な住宅街で、パンチのある個性的な味をサーブ。田園調布〈COFFEE BLOND〉

2021年以降にオープンしたスペシャルティに注力するコーヒーショップ。 いいバリスタやロースターがいるお店を、都内とその近郊から紹介します。

photo: Jun Nakagawa / text: Ku Ishikawa

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COFFEE BLOND

閑静な住宅街で、パンチのある個性的な味をサーブ

大手カフェでのバリスタ経験を経て、〈ザ・ロースタリー バイ ノージー コーヒー〉〈オールプレス・エスプレッソ〉でスペシャルティを学んだ店主の夏目飛鳥さん。豆は蔵前の〈リーブスコーヒー ロースターズ〉(本誌p.28)を使用。

同店の代表・石井康雄さんが焙煎した豆が、それまでのコーヒーの概念を変える出会いだったそうだ。開店当初はバランスを考えてラインナップしていたが、いまはお客さんの好みがわかってきたこともあり、あえて個性的な味のものを多めに。おすすめはオレンジなどの柑橘系ながら、パンチのあるケニア。

駅から徒歩10分弱の住宅街でアクセスが良いとは言えないが、周辺の住人が常連となり賑わう様子にコーヒーショップの意義を感じる。豆100g 2,000円〜。

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