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ブルーのマシンで抽出した、ボディ感じるエスプレッソ。松陰神社前〈BLUEM COFFEE COUNTER〉

2021年以降にオープンしたスペシャルティに注力するコーヒーショップ。いいバリスタやロースターがいるお店を、都内とその近郊から紹介します。

photo: Jun Nakagawa / text: Ryota Mukai

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BLUEM COFFEE COUNTER

鮮烈なブルーのマシンで抽出する、ボディを感じるエスプレッソ

東京のイタリアンバールで約10年働き、独立した重田和哉さんが営むカフェ。長いカウンターをはじめ木を基調にした店内に、ブルーの〈ラ・マルゾッコ〉のマシンが映える。抽出されるエスプレッソは、ほかとは一味違う。

「トロッと舌にまとわりつく、濃厚な一杯を目指しています。例えば、水分を少なめに……あとは秘密です(笑)。苦味の余韻と甘味をしっかり感じてほしくて」。豆は潔く1種類。理想の味を叶えるオリジナルブレンドで、信頼するロースターの手によるもの。

ラテはミルクを入れる前後にエスプレッソを加え、最後まで香りを楽しめる作り。さらにエスプレッソ単体のためだけの、香りをより引き立たせる調整も。繊細な技が生み出す、職人的味わいだ。

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