今週の全体の空模様
未来を選ぶ岐路
「なぜ憎みあうのか？ぼくらは同じ地球によって運ばれる連帯責任者だ、同じ船の乗組員だ。新しい総合を生み出すために、各種の文化が対立することはいいことかもしれないが、これがおたがいに憎みあうに至っては言語道断だ」
──アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ『人間の土地』堀口大學訳
先週末の14日、水星（知性・コミュニケーション）が山羊座エリアに入りました。水星は日を追うにつれ、先に同エリアを運行していた火星（意欲・闘争心）に近づき、さらに牡牛座エリアの木星（成長・拡大）と調和的に繋がっていきます。
この配置により、温めているプランについて、現実に実行できるものなのか、コストに見合う成果があるのか、社会規範に反することはないかと、確認されるような場面が浮かび上がってきます。
時代を司る冥王星は、2024年約1年をかけて山羊座から水瓶座に移動を完了しますが、何度も2つのサインを行ったり来たりした上での移動となります。
そのため、2024年には旧時代と新時代の要素がシェイクされており、切り替えポイントがいくつか出てきます。今週の21日も、その一つ。しかも、冥王星は太陽とほぼ同時に山羊座から水瓶座に入ります。
太陽や冥王星の運行星座が切り替わるには、社会の変化がつきものです。未来の姿が見えてくるときでもありますが、「過去の膿」「未来に進むために切り捨てたい悪いもの」が表面に現れてくるときでもあります。
今週も、20日までは古い時代の悪い部分が次々に暴かれ、体制が瓦解していきそうです。今まで続いていた山羊座的な世界、すなわち、縦方向の権力構造を持った経済至上主義的な世界が、冥王星の移動によって終わりを迎えることになるかもしれません。
その後21日からは、水瓶座の持つ「公平性」や「改革・刷新」「進歩」といったエッセンスが広がりだすでしょう。この世界観では、横方向で人と人が繋がり、フラットな社会構造が見られます。しかしその分、極端になるとアナーキズム的な流れも起こりかねません。
今週の星々の移動は、国際情勢で言えば、大国主導の世界秩序が崩れ、政治の地殻変動が激化するでしょう。日本国内で見ると、国民一人一人が意志を持って連帯して問題に立ち向かっていくことになるかもしれません。ただ、そこに至るまでには、一度大きな社会・政治的な閉塞感や不条理を経験しそうです。
いずれにせよ、水瓶座に太陽と冥王星が入ることで、個々人が自分の「革命」を掲げる光景が浮かんできます。
今週は12サイン（星座）それぞれが、新しい時代に向かってやるべきことを魂で感じることができるでしょう。
牡羊座（3月21日～4月19日生まれ）
未来をデザイン
知人の紹介などがきっかけで、想像もしていなかった未来図が突如浮かび上がるかもしれません。異なる分野の人と繋がっていくこともイメージされます。
牡牛座（4月20日～5月20日生まれ）
魂をかけて
使命感に駆られ、社会との関わり方を変えることになるかもしれません。自分が「時代の変化を促す存在」であるならば何をしたら良いのかと考えるときです。
双子座（5月21日～6月21日生まれ）
伸びしろを信じて
地に足のついた仕事で信頼を得られそうです。知的探究心を原動力に進んでいけるとき。多くの人にとって有益な「知識」について考えることになりそうです。
窓の外に感じる、予測不可能な自然の存在。〈TAKT PROJECT〉代表・吉泉 聡が語る窓
蟹座（6月22日～7月22日生まれ）
何を背負うのか
不動産を相続する、お店を引き継ぐなど、何かしらを継承することがありそうです。ただし、今週はあくまでトライアルという意識でいましょう。
獅子座（7月23日～8月22日生まれ）
運命の輪が動く
良くも悪くも“運命を動かす”人との縁が繋がりやすくなるでしょう。敵に見える人が味方だったり、味方に見える人が敵だったりするかもしれません。
乙女座（8月23日～9月22日生まれ）
気合いで打ち返す
自分の創作物を人に知ってもらうチャンス。身近な人からのサポートも得られそうです。今週21日からは、新しい環境への適応のための試練があるかもしれません。
2024年“バーテンダー世界一”は誰だ？「WORLD CLASS」上海大会をスペシャルレポート！
天秤座（9月23日～10月23日生まれ）
あえて横道にそれる
「自分らしく生きる」ことを探究したくなります。5月初旬までは様々な「テスト運行」がありそうです。豊かな表現力は多くの“無駄”を苗床にしているのです。
蠍座（10月24日～11月22日生まれ）
根を張る場所
人との関係において、うまく自分自身を表現できるようになれそうです。「居場所の変化」がポジティブ・ネガティブ両方の意味で起きやすいとき。
射手座（11月23日～12月21日生まれ）
好奇心という鍵
得意なことで身近な人の役に立てそうです。好奇心が高まって新しい場所に行きたくなりますが、遠方ではなく近場を訪れるイメージです。
宇宙の美を投影する、青漆のダイヤル。「カンパノラ」の新作時計、“宙鏡”
山羊座（12月22日～1月19日生まれ）
価値観アップデート
何を持ち、何を手放すのか、どんなものが“価値あるもの”なのか、意識がガラリと変わりそうです。お金の管理方法も変えたくなるかもしれません。
水瓶座（1月20日～2月18日生まれ）
運命のボタン
“秘密の計画”を着々と進めることができそうです。思い切りが必要な状況が訪れ、「清水の舞台から飛び降りる」ようなこともあるかもしれません。
魚座（2月19日～3月20日生まれ）
縁を繋ぐ
人脈運が上がり、丁寧な挨拶回りが有効になります。21日からは、内観によって人生のデザインが変わっていくのを感じられるでしょう。
知覚を揺さぶる表現活動で一歩前へ。玉山拓郎が着る〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉
