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1月15日〜1月21日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の射手座(11/23〜12/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

射手座の星模様

好奇心という鍵

今週の射手座は「身近な“未知”に触れ、冒険にしていくこと」が自分を楽しくさせる鍵だと気がつくのかもしれません。

20日まで、太陽(創造性)と冥王星(運命)は山羊座エリアを運行しています。また、同エリアにはパワーを増した火星(闘争心)と水星(知性)もあることから、「自分のスキルを明確にする」ことがテーマになりそうです。

また火星は、牡牛座エリアの木星(成長・拡大)と、魚座エリアの土星(節度)と調和的にコネクトします。得意なことで身近な人の役に立つことができそうです。

週末21日、太陽と冥王星がほぼ同じタイミングで水瓶座エリアに入ります。この場所は射手座にとって「コミュニケーション・言語の部屋」であり、活発な対話を意味する場所です。

この天体の動きによって、好奇心が高まり、新しい場所にどんどん行きたくなるかもしれません。とはいえそれは、遠方ではなく、近場で訪れるイメージです。射手座は他の星座に比べ、“近場”の範囲が広い傾向があります。「日帰りで行ける」ほどの距離であれば遠いとは感じないでしょう。

5月初旬まで、冥王星は水瓶座エリアを順行し、未知なる場所を開拓する力を授けてくれます。良い刺激を受ける出会いもありそうです。ワークショップに参加したり、開催したりするのも良いときです。

今週の全体の空模様

未来を選ぶ岐路

「なぜ憎みあうのか?ぼくらは同じ地球によって運ばれる連帯責任者だ、同じ船の乗組員だ。新しい総合を生み出すために、各種の文化が対立することはいいことかもしれないが、これがおたがいに憎みあうに至っては言語道断だ」
──アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『人間の土地』堀口大學訳


先週末の14日、水星(知性・コミュニケーション)が山羊座エリアに入りました。水星は日を追うにつれ、先に同エリアを運行していた火星(意欲・闘争心)に近づき、さらに牡牛座エリアの木星(成長・拡大)と調和的に繋がっていきます。

この配置により、温めているプランについて、現実に実行できるものなのか、コストに見合う成果があるのか、社会規範に反することはないかと、確認されるような場面が浮かび上がってきます。

時代を司る冥王星は、2024年約1年をかけて山羊座から水瓶座に移動を完了しますが、何度も2つのサインを行ったり来たりした上での移動となります。

そのため、2024年には旧時代と新時代の要素がシェイクされており、切り替えポイントがいくつか出てきます。今週の21日も、その一つ。しかも、冥王星は太陽とほぼ同時に山羊座から水瓶座に入ります。

太陽や冥王星の運行星座が切り替わるには、社会の変化がつきものです。未来の姿が見えてくるときでもありますが、「過去の膿」「未来に進むために切り捨てたい悪いもの」が表面に現れてくるときでもあります。

今週も、20日までは古い時代の悪い部分が次々に暴かれ、体制が瓦解していきそうです。今まで続いていた山羊座的な世界、すなわち、縦方向の権力構造を持った経済至上主義的な世界が、冥王星の移動によって終わりを迎えることになるかもしれません。

その後21日からは、水瓶座の持つ「公平性」や「改革・刷新」「進歩」といったエッセンスが広がりだすでしょう。この世界観では、横方向で人と人が繋がり、フラットな社会構造が見られます。しかしその分、極端になるとアナーキズム的な流れも起こりかねません。

今週の星々の移動は、国際情勢で言えば、大国主導の世界秩序が崩れ、政治の地殻変動が激化するでしょう。日本国内で見ると、国民一人一人が意志を持って連帯して問題に立ち向かっていくことになるかもしれません。ただ、そこに至るまでには、一度大きな社会・政治的な閉塞感や不条理を経験しそうです。

いずれにせよ、水瓶座に太陽と冥王星が入ることで、個々人が自分の「革命」を掲げる光景が浮かんできます。

今週は12サイン(星座)それぞれが、新しい時代に向かってやるべきことを魂で感じることができるでしょう。

1月8日〜1月14日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

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