今週の全体の空模様
祈りの鐘のように
「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでもいっしょに行こう。僕はもう、あのさそりのように、ほんとうにみんなの幸(さいわい)のためならば僕のからだなんか百ぺん灼(や)いてもかまわない」
──宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より
太陽は蠍座エリアを運行し、牡牛座エリアを逆行中の木星(成長・拡大)の真正面にやってきます。蠍座と牡牛座には、「強く欲求し、愛着する」という共通点があります。蠍座は深い絆や精神的に強い愛情を求め、牡牛座は現実的で形のある愛を欲します。
このふたつのサインが天体を通じコンタクトを取ると、何に価値を見出しているのかがはっきりしてきそうです。必死になって手を伸ばしている先にあるものは何か。守ろうとしているのが何か。それらが鮮明に見えてくるかもしれません。
「欲望の持ち方」はその人らしさでもあるので、何を求めているかを明確にすれば、価値観が浮き彫りになります。
週前半から週半ばまで、乙女座を運行する金星(愛と喜び)と牡牛座を逆行する天王星(改革・刷新)が仲良くつながります。嬉しい変化や、思ってもみなかった喜びごとがあるかもしれません。たとえるならば、小さな花束を突然もらうようなイメージです。
週半ばから、金星乙女座が、魚座エリアを逆行中の海王星(夢想と融解)と、山羊座エリアの冥王星(破壊と再生)と調和的につながります。4日には、この3天体に蟹座エリアを進む月もリンクし、「ミスティックレクタングル」と呼ばれる形が現れます。
乙女座と魚座は「癒やし」を、山羊座と蟹座は「庇護・育成(父母の力)」をそれぞれ意味しているため、この4星座が描く長方形からは、親が子を思うような温かなエネルギーが感じられます。
大切な人の魂と肉体の無事を祈るような響きが、この配置から聞こえてくるかのようです。
牡羊座(3月21日~4月19日生まれ)
包帯を巻くように
今まで自分が追ってきたダメージに気がつき、適切な手当てをしていけそうです。自分で自分を追い込まないようにケアを。
牡牛座(4月20日~5月20日生まれ)
あざとく強く
自分は相手に何を渡せるのかを考えることで、大きな豊かさを得られます。また、自分の欲望を認めることも大切です。
双子座(5月21日~6月21日生まれ)
光る石を辿って
今歩いているこの道は、自分のために整えられていたのかもしれません。“守られている”という安心感を得て、そこから「なんでもできる」という気持ちにもなれるでしょう。
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蟹座(6月22日~7月22日生まれ)
合縁奇縁
花が咲くように人脈運が開いていきます。気軽にやりたいことを口にし、「助けるよ」と言ってくれる人に頼ることをためらわないように。
獅子座(7月23日~8月22日生まれ)
燃えよ獅子
勝利への意欲が燃えてきそうです。発破をかけられるようなこともあるかもしれません。成功したいという欲のおかげでパワフルになれるでしょう。
乙女座(8月23日~9月22日生まれ)
芸は身を助く
知的探究心から、実利につながる学びの道へと導かれます。得意だったことや好きだったことが、素晴らしい武器になってくれるでしょう。
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天秤座(9月23日~10月23日生まれ)
求めるものは
願いを叶えるために必要な道具を人から借りることを考えつくでしょう。引き換えに何かを差し出す覚悟は必要ですが、予想外に嬉しい展開もありえます。
蠍座(10月24日~11月22日生まれ)
愛のままに
「愛」について考えることが増えるかもしれません。自分と相手それぞれの愛情表現の方法を確認すると良いでしょう。
射手座(11月23日~12月21日生まれ)
滅私の先にあるもの
人に与えた分はいずれ我が身に与えられるという循環を強く意識する週。人のために動いた分、良い仕事に恵まれ、ワクワクできそうです。
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山羊座(12月22日~1月19日生まれ)
コマを進めて
自分の運命を自らハンドリングしているような心地よさを味わえそうです。「どこまで進めるだろうか?」と未知を楽しむ姿勢でいましょう。
水瓶座(1月20日~2月18日生まれ)
成長と転換
木星によって肥大化しているのは、良いことと悪いことどちらでしょうか。今週は仕事と家庭のバランス調整が難しくなるかもしれません。
魚座(2月19日~3月20日生まれ)
鼻歌まじりに
大人になった今だからこそ、習い事を余裕を持って楽しむことができそうです。使っていなかった筋肉をウキウキと目覚めさせるようなことを始めてみましょう。
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