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食後に楽しみたい「〆の一杯」5選。テロワールを感じる一滴で食事の余韻を楽しむ

胃袋と心を落ち着かせる一杯でホッと一息。幻の茶品種を復刻し質の高い和紅茶を生み出した茶園や、地元の伝統茶をハーブでアップデートした温故知新な茶舗、稀少この上ない国産コーヒーの農園から、今飲むならコレ!なドリンクをセレクト。飲ん兵衛にはローカルな蜂蜜やボタニカルを使った個性際立つ食後酒を。

text: Mutsumi Hidaka

茶処・猿島で6代。通が認める和紅茶を

伝統に新風吹き込む、津和野の薬草茶

コーヒー栽培の北限から稀少な一杯

山の廃校跡で醸すジャパニーズミード

埼玉〈ディアレットフィールド醸造所/〉秩父百花
〈ディアレットフィールド醸造所〉秩父百花 3,025円(375ml、化粧箱入り)
作り手は飲ん兵衛を自認するモスクワ生まれ会津育ちの工藤エレナさん。奥秩父で採取した蜂蜜+名水で醸した蜂蜜酒は一切の混ぜ物なし。馥郁たる甘い香りとキレのよい飲み口が印象的だ。

コウヤマキのクラフトジンで森林浴

和歌山〈中野BC〉槙-KOZUE-
〈中野BC〉槙-KOZUE- 3,850円(700ml、化粧箱入り)
聖地・高野山の名をいただく霊木を軸に県産レモンと温州ミカンの皮、山椒の種をジュニパーベリーと組み合わせた。深山を思わせる中に華のある爽やかさと小気味よいキレがある。