1位:斉藤壮馬の「ただいま、ゼロ年代。」第10回 米澤穂信『さよなら妖精』
30代サブカル声優・斉藤壮馬が、10代のころに耽溺していたカルチャーについて偏愛的に語ります。第10回は、米澤穂信の『さよなら妖精』。
2位:日本のロッカーたちの自伝20選。松任谷由実、横山剣、GACKT、布袋寅泰etc.
ロックとは音楽のジャンルではなく、生き方だ!ミュージシャンたちが自ら振り返る生き様を知れば、その言葉の意味が分かるはず。あらゆる世代、あらゆるジャンルの中にある「ロック魂」が読める、ロッカーたちの自伝20冊。
3位:文学から現代の“ケア”を考える『ケアする惑星』。著者の小川公代に聞く
パンデミックを契機に注目された「ケア」というワード。世話や対処を意味するもので、医療従事者や介護福祉士など社会に欠かせない仕事・ケア労働に従事する人たちの過酷な労働環境やリスクがたびたび報道されたことで話題に。古今東西の文学作品を起点に「ケア」をめぐる現代の事象について論じた書籍『ケアする惑星』の著者である英文学者・小川公代に話を聞いた。
4位:追い込まれたって大丈夫。伊藤聡と松田青子が選ぶ、救いのヒントが見つかる小説6選
海外文学を愛するブロガーの伊藤聡さんと作家の松田青子さんが、人生追い込まれてしまっても、救いのヒントを見出すことができる本を海外文学に絞って語ります。
5位:効率重視の世の中で“鈍く考える”。ブックディレクター・幅允孝が本を読む理由
〈早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)〉や〈こども本の森〉のディレクションを手がける幅允孝さんから、「鈍考(どんこう)」というちょっと不思議な造語が差し出された。スピードと効率重視の情報過剰な世の中で、「鈍く考える」ために本を読む。一体どういうこと?