チュニジアについて
首都はチュニス。アフリカで最もイタリアに近く、料理にトマトやオリーブオイルを多用。モロッコ同様にクスクスやタジンで煮込む料理もあるが、唐辛子ベースの調味料・ハリッサでスパイシーにするのがチュニジア流。人口は約1,169万人でムスリムが多く、羊や鶏肉が食される。
ブラッスリージェルバ(志村坂上)
話し好きの兄・リダさん、料理好きの妹・ラウダさんのアウサウイ兄妹が営む食堂は、約90種ものチュニジア料理を揃える。定番のクスクスも種類が豊富で、一番人気は自家製メルゲーズ(ラムのソーセージ)を添えた皿。またチュニジアで単に「タジン」といえば、キッシュを指すことが多い。チキンやチーズが入ったワインに合う一品。
チュニジアを楽しむ本
セレクター:幅允孝(選書家)
はば・よしたか/今年出版レーベル〈すなば〉をスタート。写真集を発売。
アラビア語で言ってみよう
現地の言葉で「ありがとう」:シュクラン
現地の言葉で「おいしい」:ラジーズ