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錦糸町〈ラ・ミハイ〉で味わうルーマニア料理。WORLD GOURMET GUIDE Vol.20

世界中の料理店がギュッと集まる町、東京。1ヵ国1店舗、計30ヵ国を巡る食の旅へとご案内。その国のことをより深く知るための音楽・映画・本も、各分野のプロがセレクトしました。次の週末は、思い立ったらすぐ行ける外国へ。

photo: Kenya Abe / text (restaurant): Kahoko Nishimura / text (culture): Ryota Mukai

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ルーマニアについて

黒海に面し、ブルガリアやウクライナなどに隣接している。本州とほぼ同じ広さの国土に約1,941万人が住む。首都はブカレスト。18世紀にはハンガリー王国領になったため、ハンガリー料理の影響を強く受ける。小麦やトウモロコシの栽培に適し、主食の部分を支えている。

ラ・ミハイ(錦糸町)

ルーマニアで料理や精肉の学校を卒業し、リゾート地コンスタンツァでキャリアを始めたシェフ、カウレア・ミハイさん。日本でもホテルやレストランのシェフを務め、8年前に自身の店を開いた。ソーセージや燻製肉は豚一頭をさばくところから始め、長い時間をかけ仕込む自家製だ。日本在住約30年のミハイさんは、時折厨房から出てきては茶目っ気たっぷりに話しかけてくれる。

錦糸町〈ラ・ミハイ〉店内
錦糸町〈ラ・ミハイ〉店内

ルーマニアを楽しむ本

セレクター:幅允孝(選書家)
はば・よしたか/今年出版レーベル〈すなば〉をスタート。写真集を発売。

ルーマニア語で言ってみよう

現地の言葉で「ありがとう」:ムルツメスク

現地の言葉で「おいしい」:グストス

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