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西荻窪〈フィリピンレストランATE〉で味わうフィリピン料理。WORLD GOURMET GUIDE Vol.9

世界中の料理店がギュッと集まる町、東京。1ヵ国1店舗、計30ヵ国を巡る食の旅へとご案内。その国のことをより深く知るための音楽・映画・本も、各分野のプロがセレクトしました。次の週末は、思い立ったらすぐ行ける外国へ。

photo: Kayoko Aoki / text (restaurant): Yumiko Ikeda / text (culture): Ryota Mukai

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フィリピンについて

1,840kmにわたり、大小7,641の島々からなる群島国家。約30万km2に約1億900万人が暮らす。首都はマニラ。交易があった中国、宗主国であったスペインの影響を受け発展したのがフィリピン料理。島国のため魚介を多く用い、主食の米にスープや煮込み料理をかけて食べるのが一般的。

フィリピンレストランATE(西荻窪)

「馴染みがない人が多い、故郷フィリピンの料理を食べて知ってほしい」。ルソン島出身、来日36年の竹内真弓さんが2007年にオープンした店。食堂を営んでいた祖母の味をベースに、煮込み料理やスープなど、代表的な家庭料理を揃える。通常メニューにはない惣菜が並ぶ、第1・第3日曜のランチビュッフェのファンも多い。

西荻窪〈フィリピンレストランATE〉店内
西荻窪〈フィリピンレストランATE〉店内

フィリピンを楽しむ本

セレクター:幅允孝(選書家)
はば・よしたか/今年出版レーベル〈すなば〉をスタート。写真集を発売。

フィリピン語で言ってみよう

現地の言葉で「ありがとう」:サラマッポ

現地の言葉で「おいしい」:マサラップ

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