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池袋〈パルミラ〉で味わうレバノン料理。WORLD GOURMET GUIDE Vol.14

世界中の料理店がギュッと集まる町、東京。1ヵ国1店舗、計30ヵ国を巡る食の旅へとご案内。その国のことをより深く知るための音楽・映画・本も、各分野のプロがセレクトしました。次の週末は、思い立ったらすぐ行ける外国へ。

photo: Kenya Abe / text (restaurant): Ai Sakamoto / text (culture): Ryota Mukai

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レバノンについて

シリア、イスラエルと国境を接する小さな国。広さ約1万km2、人口約526万人。かつて商業と金融で栄えた首都ベイルートは「中東のパリ」と呼ばれていた。他のアラブ諸国に比べて、野菜やオリーブオイル、ヨーグルトなどを使ったメニューが多く、中東で最も洗練された料理とも。

パルミラ(池袋)

レバノンを中心にしたアラビア料理が味わえる老舗。北レバノン出身の現オーナー雨田須理万さんが、2011年から店を引き継ぎ、家族で営んでいる。目指すのは、「アラビア料理と文化の発信地」。各国の国旗が記されたメニューを見るだけでも楽しい。食後には、レバノンの人気スイーツショップで働いた経験のある須理万さんお手製の甘いデザートが待っている。

池袋〈パルミラ〉店内
池袋〈パルミラ〉店内

レバノンを楽しむ音楽

セレクター:吉本秀純(音楽ライター)
よしもと・ひですみ/音楽誌を中心に寄稿。『GLOCAL BEATS』を監修。

アラビア語で言ってみよう

現地の言葉で「ありがとう」:シュクラン

現地の言葉で「おいしい」:ラジーズ

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