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ナチュラルワインのお店ガイド:自由が丘〈ウィルトス〉宝探しのように、未知のワインに出会う

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Satoru Nakano / text: Yuko Watari

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未知のワインに出会う、宝探しをしたくなる空間

この自由が丘は外苑前に続く2店舗目。大学時代、考古学を学んでいた店主の中尾有さん。エジプトで遺跡発掘調査をしていた際、壁画に描かれたワイン醸造の様子を見たことをきっかけにこの道に進んだ。「飲む場所や雰囲気を選ばず、ハードルの高さを感じさせない、なにより楽しく飲めるところかな」と、熱弁する。

ウィルトス(東京/自由が丘)店主の中尾 有さん

「ここではできるだけ珍しい生産国のものも試飲して、良いと思ったら揃えています。まだ飲んだことのない一本に出会ってほしいですね」。ジョージアやスロバキアなども取り扱う。角打ちもできる。

ココ・ファーム・ワイナリー ツヴァイゲルト 2017
ココ・ファーム・ワイナリー ツヴァイゲルト 2017/北海道余市の中川農園と小西農園のブドウを使用。「現地に行って小西さんに畑を見せてもらったんです。その後、地元のレストランを連れ回してもらい、その土地を深く知ることができました」。ボトル4,180円。

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