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ナチュラルワインのお店ガイド:清澄白河〈ガゼボ〉肩肘張らずにその日の一杯を。その入口になっていけたら

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Masanori Kaneshita / text: Junko Nakahama

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肩肘張らずにその日の一杯を。
その入口になっていけたら。

シェフで夫のロペスさんと共に店を切り盛りする新宮未奈さんは、東銀座の人気ビストロ〈ポンデュガール エクスプレス〉(後に〈カレーとワイン ポール〉、2019年閉店)出身。まるで梁山泊のような環境で、今では個々に活躍する仲間たちと、夜な夜な体に染み込ませるようにワインを学んだ。

「赤ワインは苦手だったけど、そこで出会ったワインのピュアな果実味は素直においしいと思いました」。セレクションのポイントは、蘊蓄よりもフィーリング。「造り手の思いも盛り込みつつ。景色が浮かぶとおいしさも増すのでは?」。

ガゼボ(東京/清澄白河)ドメーヌ・ブー・デュ・モンド ブラヴ・マルゴ 2019
ドメーヌ・ブー・デュ・モンド ブラヴ・マルゴ 2019/造り手は、高品質低価格で知られる仏・エステザルグ協同組合の元醸造長エドワード・ラフィット。「ルーサンヌ90%で、ポカリスエットみたいに爽やか。気持ちいいテラス席で!」。ボトル6,800円。

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