山梨県北杜市でブドウ栽培も。ハウスワインを自分たちの手で
東京の有名店から南仏の星付きレストランまでがっつり修業をしたが、実はワインが得意でなかったという藤澤進大郎さん。10年ほど前に出会ったとあるワインが「するする飲める」ことに驚き、後に開く現店の柱に据えた。南仏のテイストを盛り込んだ軽やかなビストロ料理とワインの提案で、今や不動の人気店だ。
ブドウ栽培にも興味を抱き、5年前から山梨県や北海道の生産者の畑に通い始めた。2022年、山梨県北杜市に自分たちの畑を借り、栽培を本格始動。ゆくゆくは山梨県〈紫藝醸造〉原田純さんらに委託し、オリジナルのハウスワインを造る予定だ。