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ナチュラルワインのお店ガイド:経堂〈ラ・ゴダーユ〉“自然”にプライドを持つ夫婦で営むビストロ

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Satoru Nakano / text: Yuko Watari

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“自然”にプライドを持つ夫婦で営むビストロ

6年やっていた松陰神社前から2021年11月に移転、大きなガラス扉が開放的な空間だ。「日常使いできて、肩肘張らずに通いたくなる店を目指してます」と奈那子さん。「食事に合うかどうかを一番考えていますね」というワインは、フランスを中心に約80種ほどを揃える。

合わせる食事も“自然”にこだわったもの。フランスで食べ歩いた味を基に考えられたメニューがほとんど。実際に畑まで訪ね、きちんとバックボーンを知った生産者のオーガニック食材を使用している。ボリュームがある料理もあり、看板メニューは野菜のそうざい盛り合わせや短角牛のステーキ。

ドメーヌ・ガングランジェ ゲヴュルツトラミネール 2020
ドメーヌ・ガングランジェ ゲヴュルツトラミネール 2020/「2018年に収穫を手伝いにフランスまで行ったんです。一日中一緒にいて、郷土料理をたくさん食べさせてもらったのがいい思い出。私たちにとって家族のような人です」。グラス1,150円、ボトル7,200円。

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