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ナチュラルワインのお店ガイド:日本橋〈ヒューマンネイチャー〉一杯の液体が問いかける、楽しむ、感じる、生きること

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Masanori Kaneshita / text: Junko Nakahama

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一杯の液体が問いかける、
楽しむ、感じる、生きること。

ファーマーズマーケットやキッチンカーのワイン販売で活動していた高橋心一さんが、2020年に開店した角打ち併設のワインショップ。高橋さんにとって、店で扱うのは、音楽や映像と同一線上にあるカウンターカルチャーだ。「生産者たちの発想が、アーティストそのものだったんです」。

ヒューマンネイチャー(東京/日本橋)店主の高橋心一さん

ニュージーランドやイタリアでの留学、そして現地のインポーターで働くうちに、体で覚えた感覚だ。「軽い味わいでも、本質はディープで心に残る。産地の特色より、人の個性が目立つところも面白い」。

テヌータ・マッキアローラ ビゾーナ555 2020
テヌータ・マッキアローラ ビゾーナ555 2020/造り手は、南イタリア・プーリア州の元薬剤師、ニコ・マンジョーネ。「プリミティーヴォとは思えぬほどフレッシュ。ラベルは、当店のロゴもデザインしてくれている友人、ジャンルッカ作!」。ボトル3,410円。

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