一杯の液体が問いかける、
楽しむ、感じる、生きること。
ファーマーズマーケットやキッチンカーのワイン販売で活動していた高橋心一さんが、2020年に開店した角打ち併設のワインショップ。高橋さんにとって、店で扱うのは、音楽や映像と同一線上にあるカウンターカルチャーだ。「生産者たちの発想が、アーティストそのものだったんです」。
ニュージーランドやイタリアでの留学、そして現地のインポーターで働くうちに、体で覚えた感覚だ。「軽い味わいでも、本質はディープで心に残る。産地の特色より、人の個性が目立つところも面白い」。