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ナチュラルワインのお店ガイド:阿佐ケ谷〈ビッラ エ ヴィーノ マスヨウ〉ワインジャーナリストが作る、新たなコミュニティ

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Satoru Nakano / text: Yuko Watari

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ワインジャーナリストが作る、阿佐ケ谷の新たなコミュニティ

祖父母の代から営む100年近い老舗酒屋をリノベーションして、2021年にオープン。「ある日、ビール会社で働く弟から一緒にやらない?と誘われて、セレクトショップとして再出発したんです」と塚本悦子さん。造り手の思いに共感したものを取り揃えている。

ビッラ エ ヴィーノ マスヨウ(東京/阿佐ケ谷)店主の塚本悦子さん

ウォークインセラーにあるボトルは味わい別で並べており、手書きプレートが添えられている。「例えば泡の感じを“ムースっぽい”と表現して、なるべく想像しやすいように意識してます。ラインナップは、食事に寄り添うクリーンかつ滋味深いワインが中心です」。

アモロッティ チェラスオーロ・ダブルッツォ 2019
アモロッティ チェラスオーロ・ダブルッツォ 2019/一度は廃業したものの再興したイタリア・アブルッツォ州の伝統ワイナリー。「野性味がありながらも、エレガントで繊細。ポテンシャルの高さを実感できる、奥行き深いイタリアンロゼです」。ボトル4,950円。

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