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ナチュラルワインのお店ガイド:代官山〈バロ〉料理のテーマはスパイスと発酵

もっと自由においしいワインと出会いたいなら、信頼できる“注ぎ手”と“売り手”を見つけることが近道です。首都圏を中心に全国の各都市まで、オープン5年ほどのバー、レストラン、酒場、酒販店……53軒と、その店主/オーナーを、おすすめの一本とともにご紹介。

photo: Misa Shimazu / text: Ai Sakamoto

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料理のテーマはスパイスと発酵。
〆にはカレーを召し上がれ

代官山の路地裏を眼下に見るビルの2階。ドアを開けると、齋藤正樹さんが笑顔で迎えてくれる。ナチュラルワインとの出会いは7年前。「ワインそのものを素直に楽しめる気軽さに惹かれた」という。世界各国のさまざまなものをセレクト。「自然派らしい旨味とクリーンな味わいが程よく同居するタイプが好み」と話す。

バロ(東京/代官山)店主の齋藤正樹さん

茗荷といぶりがっこのポテサラなど「スパイスと発酵」をテーマにした小皿料理を提供。〆の2種がけスパイスカレーも人気だ。2月には、同じ施設内に姉妹店〈トコ〉をオープン。2軒のはしごもまた楽しい。

ファットリア・アル・フィオーレ アランチャ 2020
ファットリア・アル・フィオーレ アランチャ 2020/宮城県で2015年からワイン造りをする農場。「2月にワイナリーを訪れた際、飲ませてもらったオレンジワイン。抜栓から日が経っても楽しめる安定感が素晴らしい」。グラス1,450円、ボトル8,500円。

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