暑い夏をいかがお過ごしでしょうか?
どうせなら南の島にでも行って、汗をかくことすら気持ちいい旅に出かけたいのですが、僕の夏休みはもう少し先なので、そうもいきません。そんな僕は、ジメジメ陽気と暑中をスパイシーな食べ物とビールで乗り切る日々を過ごしています。
さて、そんな都会の夏を楽しく過ごすために今回はタコスを作ります。今回のゲストは、今秋、品川区中延にタコスのお店〈みよし屋〉を開業予定の阿部太一さん。実は、阿部さんはブルータス編集部のOBであり、アンアンやハナコでも活躍された編集者。ここ数ヶ月はタコスのことで頭がいっぱいということで、登場していただきました。
さて、タコスと言っても、肉、魚、野菜と寿司のネタほど、包む具材は豊富にあります。
今日は、その中でも一番作りやすい、タコスミートを作ります。
ポッドキャストで作り方を聞く
まず、ボウルに合挽き肉、チリパウダー、塩を入れて、粘り気が出るまでしっかりと混ぜます。
そうしたら、フライパンにオリーブオイルを入れて温め、混ぜたひき肉をハンバーガーのパティのように円盤状に広げて入れ、両面に焼き色がつくように焼きます。
こうすることで、香ばしい焼き目がしかっかりと付き、肉らしさが出て来ます。
焼き色がついたら、木ベラを使って、粗くほぐしながら炒め、ケチャップ、ウスターソース、タバスコを入れて味を馴染ませるように炒めます。これでタコスミートはできたので、器に移しておきます。
フライパンを洗って、水気を拭き取り、トルティーヤを軽く焼き直します。
トルティーヤの上にレタス、タコスミート、トマトの順に乗せ、好みでライムとタバスコをかけて食べます。
肉肉しいタコスミートの油分とスパイスの香り、ライムの爽やかな酸味が最高です。合わせたクラフトビールは、パッションフルーツなどを使ったものです。南国の果物などを使ったエキゾチックなビールとの相性は抜群です。
より酒の肴っぽくするなら、トルティーヤを4等分に切って、手巻き寿司スタイルで、好みの具材を乗せて食べるのもおすすめです。
真夏のホームタコスとビール
材料 2~3人分
・合挽き肉……………200g
・チリパウダー………小さじ1
・塩……………………小さじ1/2
・オリーブオイル……大さじ1/2
・ケチャップ…………大さじ2
・ウスターソース……大さじ1
・タバスコ……………小さじ1/2
・レタス………………適量
・トマト………………1個
・トルティーヤ………3~4枚
・ライム………………適量
作り方
(1)レタスを細切りにする。トマトは角切りにする。
(2)ボウルに、合挽き肉、チリパウダー、塩を入れて、粘り気が出るまでまぜる。
(3)フライパンでオリーブオイルを温め、(2)を円盤状に広げて入れ、両面に焼き色が付いたら、木ベラで潰しながら、ほぐす。
(4)(3)にケチャップ、ウスターソース、タバスコを加えて、味を馴染ませるように炒める。
(5)トルティーヤを軽く焼き直して、(4)とレタス、トマトを包み、お好みでライムとお好みでタバスコをかけて食べる。
本日のビール〈BLACK TIDE BREWING〉
気仙沼のクラフトビール〈BLACK TIDE BREWING〉は震災復興で集まった有志たちが、それぞれの得意分野を活かし、「クラフトビールによるコミュニティづくり」をテーマに活動するユニークなブリュワリー。ユニークな発想でたくさんの銘柄を生み出す。左から、
「UMIBOZU’S DELIGHT」パイナップルなどのトロピカルフルーツのようなフレーバーを感じるTriple Hazy IPA。
「TIDAL FUSION:PINK」ラズベリーを軸に、パッションフルーツやマンゴーなどを合わせたフルーツサワー。
「Azure Rain」気仙沼の酒蔵〈男山〉とのコラボし、清酒酵母を使用している。ドライでキレのあるラガービール。