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〈Pigalle Tokyo〉店主・山田千恵の理想の3日間 in SUMMER。アートも音楽も映画も。生の迫力を体に浴びる

新作映画にアート展、音楽フェス。膨らんだマイリストから年季の入った積読本まで。やりたいことだらけのこの夏、一体どう過ごそう?カルチャー通12人に、3日間の理想のスケジュールを考えてもらった。
前の記事「ラッパー・TaiTanの理想の3日間 in SUMMER。少し足を延ばして、“念願”をこなしていく夏に」も読む。

text: Yoko Hasada, Aiko Iijima / edit&text: Emi Fukushima

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アートも音楽も映画も。
生の迫力を体に浴びる

初日は三菱一号館美術館の『ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode』へ。女性をコルセットから解放したり、ジャージー素材でドレスを作ったりなど、シャネルの先進的な仕事や考え方には同じ女性として大いに刺激をもらっていて。初期のお洋服やジュエリーの実物を観られる機会は貴重なのでぜひ足を運びたいです。

2日目は、昼間に中目黒へ。〈The Container〉がリニューアルしてオープンする〈COIN〉というギャラリーでコンテンポラリーアートを鑑賞したのち、夜は赤坂へ移動して〈Sansa〉というビアバーが主催する室内楽演奏会『白読』でクラシック音楽に酔いしれます。

そして最終日は、ウォン・カーウァイ監督映画の4Kレストア上映に。特に観たいのは『花様年華』。香港の街並みと色っぽい男女の恋模様の美しさを鮮やかな映像で堪能したいです。

SCHEDULE

day1
『完全版 CHANEL BOOK』を読んでシャネルを復習。
『ガブリエル・シャネル展』へ。

day2
アートギャラリー〈COIN〉で若手芸術家のアートを鑑賞。
音楽イベント『白読』に参加。

day3
ウォン・カーウァイ監督の『花様年華 4K』を劇場観賞。

ガブリエル・シャネル ドレス 1966年春夏
シャネル展では、憧れのドレス、を生で。
ガブリエル・シャネル ドレス 1966年春夏 絹モスリン、グログラン パリ、パトリモアンヌ・シャネル ©Julien T. Hamon

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