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蓋を開ければ気分がアガる。東京で買えるシャケ弁当6選

王道にして永遠。4番バッターさながらの存在感を誇る、焼き魚弁当、いや、弁当界をしょって立つ人気者がシャケ弁だ。世界トップクラスのシャケ消費量を誇る日本の真ん中で、香ばしく焼き上げられたシャケたちが、箱に収められてあなたを待っています。

Photo: Keiko Nakajima / Text: Hikari Torisawa

ぎん香(港区 麻布十番)
鮭塩焼弁当

創業40年〈あん梅〉のシャケを
種類豊富に展開する専門店

干物専門店〈あん梅〉が営む弁当屋。脂がのったノルウェー産のシャケに塩と水だけを加えて天日干し。炭で焼いた干物の下段には、薪を使って炊いた米をたっぷりと。塩麹や西京漬けなど、シャケ弁当だけで5種がある。

丸赤(文京区 小石川)
二段弁当

おかず充実の二段弁当は
毎日昼までの限定販売

昭和21(1946)年から続く高級干物&鮮魚の店〈丸赤〉の干物を使った弁当を、小石川と春日の姉妹店で発見。ノルウェー産シャケの西京味噌漬けは、小さめサイズながら旨味が凝縮。唐揚げ、煮物などの惣菜やひじきご飯も無添加のため、賞味期限は当日15時まで。

銀座十石(中央区 銀座)
銀鮭味噌漬け

注文後に魚を焼いてくれる
おにぎり屋さんの人気商品

冷めてもおいしい新潟県矢代地域のコシヒカリを、玄米のまま築地の仕込み場で炊き上げる。艶やかで甘く香り豊かな米に、大きな銀ジャケの切り身、煮物や香の物を合わせたシンプルな一品。ほんのり甘味が漂う味噌焼きのほか、塩焼き、西京焼きもある。

おひつ膳 田んぼ(新宿区 新宿)
田んぼのお弁当

とにかくご飯にこだわる!
白米好きのためのシャケ弁当

ご飯は産地・銘柄とも週替わりで、鮮度の高い特別栽培米に限定。海苔と築地直送の銀ジャケの塩焼きをのせ、しそもろみや野沢菜炒めを合わせて。代々木本店、表参道店でも販売。注文後に作るので予約がおすすめ。

仕出し厨房 やんも(千代田区 大手町)
しゃけ西京漬焼

一番人気の西京漬けは
香ばしくふっくらジューシー

割烹の仕出し弁当を、東京駅近くの丸の内、大手町の両店で平日昼限定で店頭販売。食材は青山本店と同じものを使用。福島県いわきで味噌漬け加工した銀ジャケの西京焼きを、北海道ななつぼしが受け止める。

金兵衛(中央区 日本橋)
銀鮭昆布醤油漬け焼き弁当

指名買い&リピーター多数
仕出し弁当界のスターシャケ弁

楽屋弁当やロケ弁としても人気の高い魚自慢の仕出し専門店。シャケは塩焼き、西京焼き、ハラスとの4種が揃うが、特に、昆布醤油漬け焼きはオリジナルの味わいが楽しめる。銀ジャケと米は時期により産地が変わる。代々木上原と日本橋に店を構える。