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薄暮れを肴に「夕暮れ飲み」。日没の時間に行きたい酒場〜前編〜

夕暮れ時=16時に飲めるニューフェイス が続々登場。

photo: Keisuke Fukamizu, Shin-ichi Yokoyama, Jun Hasegawa, Kenya Abe, Koh Akazawa, Ayumu Kitao, Kaori Ouchi, Chihiro Oshima, Yoko Tajiri, Yoichiro Kikuchi, Kazuharu Igarashi, Masayuki Nakaya / text: Haruka Koishihara, Ai Sakamoto, Kei Sasaki, Naoko Ikawa, Mutsumi Hidaka, Yukari Akiyama, Kahoko Nishimura, Koji Okano, Keiko Kodera, Asuka Ochi / edit: Haruka Koishihara

タチアタル(北千住)

豪快なトッピングの味濃いアテが揃う。

・20人入れるコの字カウンター。入谷〈暮ラシノ呑処 オオイリヤ〉系列の立ち飲み店。
・素材で味を加える料理が多数。アナゴの天ぷらにはカラスミとパルミジャーノを豪勢に。
・サワーは強炭酸で爽快。オーナーが沖縄出身のため、オリオンビールや泡盛も置く。

カニ身、トビコなどをトッピングしたカニクリームコロッケ1個385円。名物料理は鶏皮煮込み。ほうじ茶サワー528円。

タチアタルのカニクリームコロッケ
カニクリームコロッケ × ほうじ茶サワー

イエロ(蔵前)

無農薬レモンサワーが評判の立ち飲み店。

・広島・瀬戸田の無農薬レモンサワーが名物。
・塩レモンなどのフレーバー、ジンなどのベースを組み替えれば、楽しみ方は12通りも。
・鶏の塩唐揚げは脂がジューシー。
・自然派ワインとクラフトビールも多数揃う。
・元骨董品店を約25人入れる立ち飲みに。

栃木いっこく野州どりの特製塩唐揚げ1個200円(2個から注文可)。レモンサワー600円〜。

イエロの特製塩唐揚げ
栃木いっこく野州どりの特製塩唐揚げ × レモンサワー

烏森百薬(新橋)

酒飲み心を知り尽くした、酒肴のセレクト。

・全国から美味を厳選した、アテの銘品館。
・ミズダコのたこわさや、ツナもずくなど約10種のすぐ出る皿で、まず飲ん兵衛を鷲掴み。
・名物は唐揚げと餃子で、テッパンの布陣。
・サワー類が充実。国産ライムや旬の野菜、台湾の香檳烏龍茶など、フレーバーも多彩。

「ぎょうざの宝永」味噌ダレ餃子は甘辛い味わいで和酒に合う。麹の甘味が漂う八海山みりんサワー。各660円。

烏森百薬の味噌ダレ餃子
「ぎょうざの宝永」味噌ダレ餃子 × 八海山みりんサワー

炭火屋 るぷりん(銀座)

肉も酒も国産で、和のペアリングを提案。

・〈麦酒屋 るぷりん〉の2号店として、同じビルの1階下に開業。メニューは両店で共通。
・北海道の熊や鹿、高知の土佐はちきん地鶏や栃木の足利マール牛を備長炭で焼き上げる。
・国産酒はクラフトビール、ワインほか、岐阜〈辰巳蒸留所〉のクラフトジンも種類が豊富。

湘南みやじ豚 肩ロース・生姜焼き仕立て1,320円。反射炉ビア頼朝並1,100円。

炭火屋 るぷりんの肩ロース
湘南みやじ豚 肩ロース・生姜焼き仕立て × 反射炉ビア頼朝並

座魚場 まるこ(浜松町)

産地直送の鮮魚が自慢のカウンター酒場。

・店内にはL字・コの字のカウンターが計4つ。1階は11時30分、2階は16時から飲める。
・高知から届く50㎏級の一本釣り本マグロを店で解体。トロや赤身の盛り合わせは絶品。
・土佐はちきん地鶏を使った料理も多数。
・3階屋上ではジンギスカンも楽しめる。

本まぐろ盛り合わせ715円(1階は650円)。高知産を中心に純米酒が揃う。

ツラとキモ 炭火焼肉いわしげ(三田)

人気店が監修、ニッチな部位が堪能できる。

・予約の取れない焼肉店、曙橋〈ヒロミヤ〉監修。牛のツラミ(頬肉)とレバーが楽しめる。
・牛肉は〈ヒロミヤ〉と同じA4・A5ランク。カルビやロースの切り落としもお値打ち。
・ツラミとタンがたっぷりの肉カレーは〆に。
・一通り部位が楽しめるお得なコースも。

名物つらみ塩焼880円。赤身と脂身が程よく歯応えもある部位。レモンサワー¥440円。

ツラとキモ 炭火焼肉いわしげ
名物つらみ塩焼 × レモンサワー