町をアツくする酒場界のアイデアマンの店:原太一「ガストロ×カフェ、朝食。食のシーンを作る店作り」

やりたい店は、一つじゃない。料理ジャンルも営業スタイルも多様な店を次々と仕掛けるシェフたちが、近年の酒場シーンを盛り上げている。さまざまな国、地域の食に根ざす店が「酒場」へと間口を広げることで、より広い層に食べて飲む楽しさを伝えている。

Photo: Koh Akazawa / Text: Kei Sasaki

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新店のアイデアは常にあるが、出店は人や箱との出会いありき。修業時代を共にしたパティシエ・後藤裕一さんとの再会から、朝から営業する〈PATH〉を作り、アジアの旅にハマっていた時期に絶好の物件に巡り合い〈LIKE〉を開いた。

カフェへの憧れから料理人を目指した原太一さんにとって、料理も酒も、人が集まる場を作るツール。3軒の店もジャンル分けは不要。朝から晩までワインがポンポン開き、立ち飲み客としっかり食事をする客が混じり合うような空間に育てていきたいと考えている。撮影は〈LIKE〉にて。

〈キーマンに聞いた Questions & Answers〉

Q1

平均的な一日のスケジュール。

A1

8:00~8:30 起床。朝食。
11:00 活動開始。デスクワーク。
14:00 〈PATH〉に出勤、試作、ミーティングほか。
16:00~17:00 〈LIKE〉出勤、営業。
0:00~翌1:00 帰宅。
翌2:00 就寝。

Q2

新しい店のアイデアの源泉。

A2

憧れの店。今、世の中にない店。

Q3

好きな酒場・憧れの酒場。

A3

パリ〈Clown Bar〉〈Bones〉。

Q4

次の店の構想。

A4

具体的にはなし。

Q5

今、興味を持っていること。

A5

キャンプ。

原太一さん

直営店】

ビストロロジウラ(2011)渋谷
PATH(2015)
LIKE(2019)白金台

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