イタリア料理業界でがっちり修業しながら、独立時に選んだのはポルトガル料理。「やるならとことん」な性格で、現地への旅を繰り返し、ポルトガル料理を一気にポップにした。菓子や魚料理に特化した店を出し、ポルトガル道を究めるのかと思いきや、振り幅激しく、惣菜ともんじゃの店を出店。
ポークビンダルー専門店など、プロデュース業でもニッチを突きまくる。出店は富ヶ谷エリアのみ、界隈を盛り上げた立役者でもある。アイデアの炎を燃やし続ける多角化界のドンだ。撮影は〈おそうざいと煎餅もんじゃさとう〉にて。
〈キーマンに聞いた Questions & Answers〉
Q1
平均的な一日のスケジュール。
A1
6:00 起床。家族の朝食を作り、自宅でデスクワーク。
12:00~ ミーティング、社外打ち合わせなど。
17:00~ 〈おそうざいと煎餅もんじゃさとう〉で営業。
24:00 帰宅。
翌3:00 就寝。
Q2
新しい店のアイデアの源泉。
A2
書物と経験で得た知識すべて。あとノリ。
Q3
好きな酒場・憧れの酒場。
A3
駒場〈そば処福島屋〉。
Q4
次の店の構想。
A4
ラーメン店。
Q5
今、興味を持っていること。
A5
植物、石鹸作り。
【直営店】
クリスチアノ(2010)代々木公園
ナタ・デ・クリスチアノ(2013)
マル・デ・クリスチアノ(2014)
おそうざいと煎餅もんじゃさとう(2017)代々木公園
【プロデュース店】
ポークビンダルー食べる副大統領(2019)
貴族と平民(2019)