マール デコート デュ ローヌ 1997
(M・シャプティエ)
おいしいワインが造れるブドウなら、
その搾りかすだって。
M・シャプティエが手がけるワイン製造の過程で出る、ブドウの搾りかすを使用した蒸留酒。果実の旨味をぎゅっと凝縮したような深いコクが感じられる。20年熟成。
フィーヌ オードヴィー デコート デュ ローヌ 1996
(M・シャプティエ)
20年物のワインは高価で手が届かない、
しかし、フィーヌなら。
ローヌ地方を代表するワインの生産者M・シャプティエが、白ワインを蒸留し20年熟成。ブドウの甘さとバニラの香りが繊細にマッチ。ワイン好きにも楽しめる一本。
サン・ローラン アセラム
(アセラム)
味はややラム寄りの甘味と渋味がミックス。
メープルのブランデー。
ケベック州産のハイクオリティなメープルシロップ約25Lを使って、この一本のみが生まれる。フルーツの甘いアロマに香ばしさとクリーミーな深みが、舌の上に広がる。
ブドウのこだわりに気がついて、
もっと品種を知りたくなった。
香り高いことで知られるブドウ、フォル・ブランシュを育て続ける数少ない生産者の一つ。これを含めた3種をブレンドした一本は、力強い果実の風味を味わえる。
ダルティガロング VSOP
(ダルティガロング)
受け継がれて183年。
名士が手がける、伝統のアルマニャック。
1838年に創業して以来、一貫して家族経営。「アルマニャックに対して誠実であれ」という家訓の通り伝統的な製法を守り続けている。4年以上熟成された、口当たり柔らかな一本。
ジャン=ポール・メッテ オー・ド・ヴィ・ド・フィーヌ ダルザス
(JP・メッテ蒸留所)
3ツ星レストランに
必要不可欠な極上の食後酒。
オー・ド・ヴィーの法王と名高いジャン=ポール・メッテによるフィーヌ。フレンチオークの樽でまろやかに熟成され、後味すっきりと思いきや、余韻の存在感に驚く。
アドリアン・カミュ12年
(アドリアン・カミュ)
4年以上の熟成はカルバドスの名門、
カミュ家のプライド。
カルバドスはリンゴの醸造酒シードルを原酒にした蒸留酒。16世紀から自家蒸留する名家は、広大な農園でリンゴを有機栽培。果実のきれいな余韻よ、永遠に。
ストックホルム ブランネリ アクアヴィット
(ストックホルム ブランネリ)
ストックホルム発、
ジンとアクアヴィットが融合する新感覚の酒。
ジャガイモを原料とした北欧の蒸留酒アクアヴィットに、オーガニックな香草で風味づけ。ジャガイモ由来の甘味にディル、キャラウェイなどの爽快な香りが融合。
ライシージャ ラ ベネノサ シエラ デル ティグレ
(ドン=ルイス・コントレラス)
長期発酵で味を決める。
メスカルにもうひとクセ求める人はこちらを。
シエラ デル ティグレは、ハリスコ州で600年以上飲まれるハンドメイドの蒸留酒、ライシージャの一つ。20日間の長期発酵で濃厚なエステル香と酸味をまとう。
バカノラ ヨーウィ
(ヨーウィ)
もっと知りたい!メキシコの酒。
パシフィカスピリッツ。
メキシコ北部のソノラ州の蒸留酒、バカノラ。原料は山岳地帯で育つアガベの一種、パシフィカ。野生酵母で発酵させた華やかでスパイシーな香りが特徴。
ソトル・コヨーテ・ブランコ・チワワ
(コヨーテ)
メキシコ北部で800年愛されてきた酒、
"ソトル"とは一体?
「ソトル」はメキシコのお酒だが、原料はアガベではなくダシリリオン。チワワ州を中心に北部で育つ植物で、生長に15年ほどかかる。クセは少なくほのかに甘い。
春雨 ゴールド
(宮里酒造)
沖縄には、泡盛がある。
混じり気のない味わいの秘密は?
1946年に創業した那覇市の酒造所。蒸留した泡盛は一定期間寝かせて、浮き出た油分を手作業ですくい出す。これによりお酒が持つ香りだけが残り濃厚な味わいに。
トークン ビターズ ムスコーカスモーク
(トークン ビターズ)
カクテルにも料理にも、
魔法の一滴で風味をプラス。
香草や香辛料などを酒に漬け込んで、カクテルの香りや風味づけに使われるビターズ。グラスや料理に一滴落とすだけでヒッコリーの燻香が広がる、味変の名脇役。
ピスコ ポルトン・モジャール
(ポルトン)
ペルーには、ピスコ。
土地のブドウの味が詰まった一本。
ピスコとは、ブドウを発酵させて蒸留したもの。誕生したペルーでは、国民酒として愛されている。こちらは発酵途中で蒸留することでより濃厚な香りに仕上げた。