バスケ部の顧問になりましたが、怒るのが苦手で、完全に生徒になめられています。ろくすっぽ練習をしないチームは、大会に出ても散々で、素行も態度も悪いです。どうにか持ち直したいと思いながらも時だけが過ぎ去ってしまっていて。ここからROOKIESばりの起死回生をするには、どうしたらいいでしょうか。
（高校教師／38歳／男）
箭内道彦
（高校教師／38歳／男）、プロフィールについ真田広之さんを重ねてしまいました。森田童子さんの歌が聞こえてきます。そういえば以前、綾瀬はるかさん主演の青春映画『おっぱいバレー』からの依頼で短いコメントを書いたことがありました。「不純な動機という、最高の純粋」。試合に勝ったらおっぱいを見せるという約束をさせられてしまった新任教師とおっぱい見たさに奮闘する部員の物語。綾瀬さんはこの作品でいくつかの主演女優賞を受賞。広之さんもご覧になるともしかしたら何かヒントが見つかるかもしれません。
エリイ
この間、小学校の担任と同級生で中華料理を食べました。前は待ち合わせしなくても毎日会っていたのに今は待ち合わせるんだなって思いました。好きや嫌いや絶妙な気持ちでもそれとは関係なく、学校って毎日顔を合わせるもの。距離が近い。生徒にとっては人生の数年間、先生にとっては仕事でほぼずっと毎日の工程です。だから何って感じですが、お互い魂を削って時間を使ってる。相談してくるってことは、ヤル気があるわけで。この記事をコピーしたり、雑誌を持っていって私はこういう気持ちだって配るのどうでしょう。
大根 仁
話題の映画版スラムダンクを観た時のことです。後列は男子高校生バスケ部10人でうるさかったのに始まった途端に静かになり、三井の3ポイントでは「シャー！」。湘北の劣勢シーンでは「集中、集中！」。ラストの花道の添えるだけシュートでは拍手喝采＆すすり泣く声さえ聞こえました。終わった途端「バスケやりてえ！」「学校戻ろうぜ！」「先生が言ってる、諦めたらそこで試合終了ってこれのパクリかよ！」と大騒ぎで、いやはや最高の映画体験でした。というわけで目指すべきはROOKIES川藤ではなく、安西先生では？
窓の外に感じる、予測不可能な自然の存在。〈TAKT PROJECT〉代表・吉泉 聡が語る窓
