ユースが考える、理想的な食体験
「BRUNCH」「SAUCE」「TOGO」「PICNIC」「TASTE」と毎号食にまつわる切り口を設け、理想的な食体験を創造し続ける『MCNAI MAGAZINE』。
メンバーのTAKAさんいわく、名前の由来は「双子の弟のYOSHIがバイトで唯一楽しかったのが賄いの時間だったと話していて。バックヤードで仲間が集って賄い食べてラフに話すのって、素敵な時間だし、そういう体験を作りたいと思ったからですね」。編集部には20代前半の様々な経歴を持つ若きスタッフが集う。
当初はウェブマガジンとして「海外ラッパーがオリジナルのソースを発売」といった食の記事を載せていた。「でもインターネットは音楽も映像も何でもできるから、何がやりたいかわからなくなって。あえて写真とテキストだけの雑誌で勝負することにしました」。
不定期で行うパーティにも意味がある。「誌面では伝え切れないことを、イベントやポップアップなどリアルな空間で形に。クルーたちと一緒に、自分たちの理想の食体験を届けていきたいです」

総勢約10名。TAKA、KAZUKIらは神戸の高校の同級生で共に上京。編集、映像監督、DJ、テーラーなど精鋭が集う。