植物とレコード、その相性は?
「植物とレコードはいいコンビですよ」と語るのは、音楽ディレクターで、2021年5月にオープンした〈STILLPARK〉の店主・山崎真央さん。「どちらも大好きで家にも飾ってます。買い足して部屋に増えていく過程も面白いし、野外フェスだってグリーンに囲まれているから、音楽も潤うと思うんです」と聞くと、確かに開放的な気分になるペアだ。
STILLPARKが選んだ植物ジャケット9枚
「植物柄のレコードジャケットは意外と多いんです。最近海外で評価が高い80年代の日本のアンビエント系レコードには、多肉系や枝物がよく使われています。わかりやすい例で言えば、70〜80年代のシティポップ系は、ヤシの木がよく使われていますね。題材となる植物にも流行りがあって、ここではそういったレコードも幅広く販売しています」