Mixing(京都/西院)
ゲスト自ら針を落とす。
「レコードをきっかけに交流の場になれば、と名前を〈Mixing〉に」と店主の村本和輝さん。店の奥にゲストが自由に扱えるターンテーブルが設置されたカフェバー。壁一面のレコードは中山美穂など懐かしの歌謡曲からソニー・クラークなどのジャズまで全部で300枚ほど。誰もが知る多彩な名盤が並びレコード初心者にはうってつけの入門店だ。
RECORDBAR analog(東京/渋谷)
レコ屋さながらにディグる。
「盤を一枚一枚手に取って、未知の音楽に出会うってワクワクしますよね。そんな感覚をバーで楽しめたらいいなって」と店主の松鶴隆弘さん。ボックスの中からレコードをディグる様子はレコ屋さながらだ。「流れを踏まえて次の曲をかけることは難しくもあり、面白さでもあります」とも。リクエストした一曲がどんな順序で流れるかも聴きどころ。
道玄坂ロック(東京/渋谷)
20年書き継がれるリスト片手に。
小さな文字がびっしり埋め尽くす楽曲リスト。店主の井戸雄次さんが、お店を開く前から20年にわたり書き継いできたのだとか。ここでしか読めない超稀少本だ。「ジャンルレスにとは言っても僕の選盤では偏りが出ちゃう。その点、リクエストなら、自分が真っ先には選ばない曲が挙がって面白い。音楽を通してお客さんと会話している感覚が好きなんです」