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〈イッタラ〉のキャセロール、〈土楽窯〉の土鍋etc.プロが尊敬する「煮る、炒める、焼く」キッチン道具〜前編〜

プロダクトデザイナー 熊野亘さん、料理人 原川慎一郎さん、陶芸家 内田鋼一さんがおすすめする最高の道具45アイテムを、調理作業別で一挙に紹介する。

Text: Masae Wako / Edit: Tami Okano

〈郡司庸久〉の土鍋

栃木県益子町で活動する郡司庸久の土鍋は、安定した厚みとしっとりとした手触りが特徴。蓋に膨らみがあるので、たっぷりと食材を入れることができる。

郡司庸久の土鍋
土鍋 ¥35,000(プレイマウンテン/TEL:03-5775-6747)

〈柳宗理〉のミルクパン

両側に注ぎ口があり、付属の蓋もフィットする形。蓋をずらせば、簡単に余分な水気を捨てることができる。

柳宗理のミルクパン
《ステンレスミルクパン》蓋付きつや消し ¥6,000(佐藤商事/TEL:03-5218-5338)

〈イッタラ〉のキャセロール

フィンランドを代表するデザイナー、ティモ・サルパネヴァが、鍛冶職人の祖父から影響を受けて手がけた一品。IHにも対応。

〈イッタラ〉のキャセロール
《サルパネヴァ キャセロール》3ℓ ¥35,000(イッタラ/TEL:0120-588-825)

〈ダンスク〉のキャセロール

1956年に発表されたオリジナルを復刻したもの。持ち手もホウロウ製なので、鍋を丸ごとオーブンに入れて調理することができる。

〈ダンスク〉のキャセロール
《コベンスタイル》18㎝ ¥15,000(佐藤商事/03-5218-5338)

〈ストウブ〉の鋳物ホウロウ鍋

フランス生まれの鋳物鍋。食材から出る蒸気で、ふっくら仕上げる「アロマ・レイン」が特徴。

〈ストウブ〉の鋳物ホウロウ鍋
《ピコ・ココット ラウンド》20㎝ ブラック ¥26,000(ツヴィリング J.A.ヘンケルス ジャパン/TEL:0120-75-7155)

〈土楽窯〉の土鍋

三重県伊賀市で、ろくろで一つずつ手作りされている土鍋。もとはスッポン料理用に考案されたものが、一般用へと展開された。ステーキも焼ける。

〈土楽窯〉の土鍋
《黒鍋蓋付》9寸 ¥15,000(土楽窯/TEL:0595-44-1012)