
新・ニッポン観光写真
長野県の岡谷市と塩尻市の間にある標高1665mの高ボッチ高原からは、諏訪湖越しの富士を眺められる。「富士山までは距離がありますが、秋冬は空気が澄み、くっきりと姿が見えます。正月のよく晴れた日で夕暮れも美しかった。早朝、雲海が出ることもあるそうです」(砺波)
長野県の岡谷市と塩尻市の間にある標高1665mの高ボッチ高原からは、諏訪湖越しの富士を眺められる。「富士山までは距離がありますが、秋冬は空気が澄み、くっきりと姿が見えます。正月のよく晴れた日で夕暮れも美しかった。早朝、雲海が出ることもあるそうです」(砺波)
松尾レミです。前回挙げてもらったSF小説の『火星年代記』、一気に読んでしまいました。よく宇宙をモチーフにする稲垣足穂の幻想文学が好きなので、テーマも入り込みやすくて。自分は生きているのか死んでいるのか、宇宙とは何なのか、問いが溢れ出て、読んだ後しばらくは浮遊した気分から抜け出せませんでした。お返しにオススメしたいのは、鴨沢祐仁のSFファンタジー漫画『クシー君の発明』。『火星年代記』に「クシーの町
佐久間です。今回のお相手はロックユニット・GLIM SPANKYの松尾レミさん。「褒めろよ」と「愚か者たち」の2曲が特に好きで、よく聴いています。その音楽性にはアメリカのルーツミュージックの影響も感じるので、松尾さんには、今も色褪せないアメリカの古典SF小説、レイ・ブラッドベリの『火星年代記』を。地球を捨て火星に移住した人々の30年間ほどを描いているんですが、SFといっても決してワクワクさせるよ
欧米に端を発するアウトドアステイ。グランピングの一歩先を行く、究極の屋外リゾート“アウトドアホテル”とは? 専門家の話とともに、今注目の3軒をピックアップ。
カルバドスで知られるペイ・ドージュ地区の自社農園でリンゴを有機栽培。ノルマンディーらしい素朴な味わいで、干し草的な風味が特徴。ブリーなどクセのあるチーズとの親和性が高い。やや甘口。750㎖5,940円。
日本でも馴染みのあるサトイモ科の植物。花が非常に特徴的で、長く立ち上がった花茎の先には、サトイモ科特有の筒状の仏炎苞をつける。仏炎苞からは細長い付属体を出し、中にハエなどの虫を誘引して、花粉を媒介させる。雌雄異株で、株が小さいうちは雄の個体であり、生長して株が大きく充実すると雌の個体へと変わる。
驚異的な多作家だったプリンスは、そのキャリアを通じ多くのアーティストに楽曲提供やプロデュースで関わり続けました。
特にファルセットで歌われた初期作品は、女性アーティストにカバーされることも多数。シンディ・ローパーは『ダーティ・マインド』(1980年)から「ホエン・ユー・ワー・マイン」を、チャカ・カーンも『愛のペガサス』(1979年)に収録された「フィール・フォー・ユー」を。特にチャカ版は、メ
最大4席のテーブルが1卓のみ。サイズこそミニマムなダイニングだが、「アットホーム」とは無縁。薪ストーブがあり、刻一刻と移ろう森の緑を切り取る窓があってなお、きりっとシャープな印象。小林幸司シェフ、葉子さん夫妻が設えた非日常の舞台だ。イタリアのレストランシーンが今よりもっと華やかだった90年代、国内一と称されたウンブリア州〈ヴィッサーニ〉で修業し、料理長も務めた小林シェフ。スフォルマートやアッボルジ
〈浅草開化楼〉と共同開発した絶妙バランスの低加水パスタ。
シチリア修業時代、現地の生パスタの食感に感銘を受けたシェフの樋口敬洋さん。帰国後、自家製に挑戦するもなかなか再現できず、製麺会社〈浅草開化楼〉とタッグを組み、低加水パスタを開発。通常加水率40~50%で作るところ、約30%に抑えることで、樋口さんが求めていた歯切れの良さとモチモチ感が融合する麺が完成した。ディナーメニューの定番は、辛めのア
祝日の夜の西荻のとある商店街は、日本海側の町のシャッター街かと思うほど閑散としているうえ、寒風が吹きすさんでおり、土地勘というものに絶望的に見放されている私は、こんな場所にフィリピン料理屋があるのかと心細かったが、その細さが極細になるほど歩いた先に「ATE」はポツンとあった。
今回、社長とママと私は、フィリピン料理をくらうのである。食らうと決めてからふと思ったのだが、人はどんなときに「さあ、フィ