バー・ビー&エフ(東京/西新宿)
果実から生まれた香りを楽しむ
新感覚のバー。
名店、バー〈ベンフィディック〉の姉妹店として同じビルに2017年オープンした、フルーツブランデー(仏語では“オー・ド・ヴィー”とも)に特化したバー。
「飲む香水」とも呼ばれるハードリカーの香りを求める女性客の比率が高い。男性客の中にはかなりのブランデーマニアも。
「開けてから時間が経つと柔らかく変化するので、飲み比べてほしい」とバーテンダーの森春花さん。今は亡きクリストフ・ケラーやジャン=ポール・メッテが遺したボトルも少量在庫。
バー・カコイ(東京/東銀座)
オリジナルな一杯に出会える都会の山居。
同業者はじめその道の玄人の間で「変わったお酒が飲みたいならココ!」とユニークな支持を集める一軒。
ジャンルにとらわれない、酒造りへの思いやエピソードを感じられる個性的な造り手に傾倒し、「グッとくるお酒を扱いたい」と語るマスターの大場健志さん。
酒器やしつらえにも独特の美覚を持ち、最近、面白がっているのが土器。
「例えばメスカルや泡盛といった土を感じる蒸留酒をプリミティブな縄文土器で提供したり」。ここには唯一無二の体験が待っている。