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グルマン温故知新:清澄白河〈Diner Vàng〉ワインにぴったり、ハーブ満載ベトナム料理

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「清澄白河、ナチュラルワインではしご酒」。数年来、賑わいを増している東京イーストサイドでも、個人店の開業が相次ぎ注目を集める清澄白河。とりわけ、ナチュラルワインの店が増え続けている。居酒屋感覚で使えるイタリアンなどなど。はしご酒上等な距離もありがたや。

Photo: Naoki Tani / Text: Kei Sasaki

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Diner Vàng(清澄白河)

ワインにぴったり、ハーブ満載ベトナム料理。

店構えはカフェのようにカジュアルだけど、厨房を仕切るのは経験豊かなベトナム人シェフ。飲み頃のナチュラルワインを揃えて夜は一杯からお気軽に、ランチはテイクアウトもアリという全方位型。こんなベトナム料理店を待っていた!

勝どきのワイン酒場〈ペシュール アグライア ラ テーブル〉の2号店。旅を重ねるうちにベトナムの味に惚れ込んだというオーナーの石井りかさん。開業に当たり、ホーチミンのレストランで活躍したシェフを招き、祖父母の家があった茨城県鉾田市でハーブも育てるという気合の入りっぷりだ。

定番の生春巻きやパパイヤのサラダ、フォーなどに加え、ハスの茎のサラダやブン(ベトナム版ビーフン)など、日本ではあまり見かけない現地の味も紹介。甘味、酸味、辛味が調和した味つけは、フレッシュハーブの清涼感も加わり、ワインと抜群の相性。エスニック×ナチュラルワインのシーンを切り開く。

清澄白河〈Diner Vàng〉店内
壁の大きな扇子はベトナムで購入したもの。
清澄白河〈Diner Vàng〉料理人のリン・ダンさん(左)とシェフのファム・フィ・ロイさん(右)
シェフのファム・フィ・ロイさん(右)、妻で料理人のリン・ダンさん。

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