SPICE LAB TOKYO(銀座)
世界で活躍したシェフが発信する
モダンインディアン・キュイジーヌ。
長く複雑な歴史の中で、イギリスやギリシャ、アラブ諸国の影響を受けて発展してきた料理を、伝統的なインドのスパイスと調理法で現代的な皿へ。本国でも注目を集めるモダンインディアン・キュイジーヌを供するのが〈SPICE LAB TOKYO〉だ。
厨房を預かるのは、インド・グルグラム(旧グルガオン)の5ツ星ホテル〈The Oberoi〉で副料理長を務め、デンマーク〈noma〉でも修業したインド人シェフ、テジャス・ソヴァニさん。日本の食材を探究し、自由な発想で再構築。
例えば、干しエビのカレーを甘鯛の松笠焼きのソースに。共通の香りを持つ甘鯛とエビは、日本の西洋料理でもポピュラーな組み合わせで、日本の食材、日印の調理法、各国料理の要素が一体となった東京ならではの皿になる。すべての料理が「寺院」「伝統」など、多様なインド文化を表現するテーマに紐づけられているのもユニーク。斬新に見える料理を通じ、民族や宗教とも密接な彼の地の食の文化を伝えている。