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〈LR3〉デザイナー、ルイス・ルビが語る服の楽しみ方「ルールや先入観は不要、本能で楽しむファッション」

オリジナルスタイルを持つ4組のファッショニスタに、「服の楽しみ方」を聞きました。ファッションへの目覚め、スタイルアイコン、影響を受けたもの、向き合い方……。彼らの言葉に、Fun Fashion のヒントがあるかも?

Coordination: Kosuke Ota

ルールや先入観は不要。
本能で楽しむファッション。

ファッションは、子供の頃からの趣味。私の実家には仮装用の衣装箱があったんです。そこにはマントや帽子など、想像を超えるようなアイテムがたくさんあって、まるでファンタジーの世界でした!

私はよくその箱を開けて、自分の世界を作って遊んでいました。その時感じたファッションに対する幸せな気持ちは、今も変わりません。自分がハッピーになれるものを身に着けることは、本当に素敵なことだと思うのです。

私は16年以上、ファッションの世界で働いてきました。4年前にイメージディレクターの仕事を辞め、自分のコンサルティングスタジオを開きました。そしてその1年後、〈LR3〉というブランドを設立したのです。

私たちが作る服は、どれもワンサイズオンリー。ジェンダーフリーでサイズフリー。
これは、すべての人が服を制限するルールから解放されて、もっと自由にファッションを楽しんでほしいという私たちからのメッセージです。ファッションはもっと本能的なもので、考えて工夫するものではありません。ルールがあっては楽しくない。

〈LR3〉デザイナー・ルイス・ルビ

〈LR3〉の服を着た人は、自分の年齢、性別、人種、サイズ、体形、文化すらも忘れて、笑顔で踊り、回転し、ファッションで遊ぶようになるのです。

似合うとか似合わないとか、そんな先入観すらなくなります。私は自身のブランドと自分のファッションを通して、ルールや常識にとらわれない洋服の楽しさを感じてもらいたいのです。